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湯治入門-7 「湯治は薬と同じです」

2010年08月19日 01:01

湯治入門その1その2その3その4その5その6」のつづきです↓



 ○ 気をつけること・知っておきたいこと

湯治または温泉というものは、温泉の入り方や温泉との相性など、正しい知識をもっていないとかえって症状を悪化させてしまうことがあるものです。

薬に用量・用法・副作用などがあるように、湯治にも同じようなものがあります。
安易に考えていると、カラダに悪影響を与えかねません。


いままで色々なことを書いてきましたが、気をつけること・知っておきたいことを心構え~入浴の仕方まで、もう一度、確認していきましょう



 湯治場には、本気で病気を治そうとして重い病気を抱えた方が集まっていることも少なくありません。
遊びに行くような気持ちでいると、その考え方の違いからトラブルになってしまうこともありますから、湯治へ行くときは、重い病気を本気で治そうとしている人達がいるということだけは知っておかなくてはいけません

とはいえ、みなさん体良くしようと来ている人ばかりで、“はだかの付き合い”と呼ばれるように温泉には心がオープンになる・すぐに打ち解ける雰囲気があるので、あまり心配しすぎる必要はありません^^



 同じ病気の人の話を聞き、「あの人がどこそこの温泉でよくなったから自分も行ってみようか」などと判断して温泉に療養に行くのは、かえって病気を悪化させる危険もあるので注意が必要です。
人それぞれ、症状や体質、体調、考え方が違うので人の意見を信用しすぎないようにもしましょう



 湯治の場合、宿選びに注意が必要です

値段もさることながら、静かな環境か、落ち着いたくつろげる造りか、階段やお風呂場に手すりは付いているか、炊事場あるか、洗濯機やその他日用品は揃っているかなど、宿の造りから滞在のための施設環境も事前に調べておくことが大切です。

昔ながらの湯治宿では、短期の観光客や保養客を相手にしていないため、娯楽施設やTVがない宿も珍しくありません。
また、宿泊や滞在に必要なものは宿泊先によっても異なっていて、旅館への宿泊と違い、寝具一組、浴衣一着、食器・茶器一器にいたるまでレンタル料が発生するので、有料・無料の別は事前に良く確認しておきましょう

また湯治宿では、料理が出ないところもあり、そのため自炊設備が整っていたり、ご飯と味噌汁は提供してもらい、おかずだけ自分で用意するという半自炊というものがあります。
料理の有無も確認しておきましょう。



 十分休息してから入浴するようにしましょう

宿・温泉に到着したら、少なくとも30分から1時間の休息。
食事の直後・飲酒後・スポーツ直後は避け少なくとも30分から1時間の休息。
風邪や体調が悪いとき、あせって湯治をすることは避けること。



 温泉には、「禁忌症」というものがあります。

ふだんは体によい効果をもたらす温泉の刺激も、体が非常に弱っていてそれに順応できない場合や、反対に過敏な状態にある場合は、かえってマイナスに働くことがあります。
病状が悪化するおそれのある症状については、温泉入浴を禁ずる「禁忌症」として、必ず表示することが義務づけられています。

 -温泉の一般的禁忌症-
急性疾患、(とくに熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性の疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患、妊娠中(とくに初期と末期)


その他、下記↓のような症状にあてはまる場合には、完治するまで温泉入浴は控えるべきです。

・すべての急性疾患(熱のあるとき)
・慢性関節リウマチの病状進行期
・がん、白血病、肉腫
・重症高血圧、動脈硬化症
・1年以内の心筋梗塞、狭心症発作(心電図などで判断)
・重症糖尿病
・代償不全の心臓病、腎臓病
・発病後間もない脳卒中
・発病後間もない胃・十二指腸潰瘍
・大血管の動脈瘤
・妊娠初期と後期、出血しやすい体質、月経中
・急性伝染病


泉質によっては、かえって症状が悪化してしまうこともあります。特に注意してください。

・高齢者・乾燥肌の人は、硫黄泉、硫化水素泉の入浴は避ける。
・強アルカリ泉も人によっては肌がかさつく。
・皮膚粘膜の過敏な人、特に光線過敏症の人は硫黄泉を避けたほうがよい。


温泉は、薬と同じです。
温泉の効能は万能ではなく、効果もある反面、カラダにとって悪く働くこともあることをよく覚えておいてください



 飲泉(温泉を飲むことで病気の回復などの効能を得ようとすること)にも注意が必要です!!

温泉には、成分分析上、飲泉による効能が認められていますが、多くの温泉は、保健所が飲泉を許可していない場合がほとんどです。
また、飲泉は刺激が強いので注意が必要です。できるだけ、入浴による健康増進を考えるようにしましょう。
飲泉をされる場合は、できれば医師などの指導を受けてください。
 
温泉といっても循環風呂の注ぎ口のお湯は衛生上問題があるので飲まないようにしましょう。
たとえ掛け流しでも、消毒していない湧き水を飲むわけですから、効果が大きい分注意も必要になりますし、泉質によっては飲泉が禁じられている場合もあるので、不用意に飲まないようにすることが大切です。

泉質によって、飲泉の禁忌症も異なりますが、主なものとして以下のものは注意してください。

・高血圧症、腎臓病、その他むくみがあるとき → 塩化物泉、ナトリウム炭酸水素塩泉、ナトリウム硫酸塩泉は多量に飲まない。
・甲状腺機能亢進症のとき → ヨウ素を含むものは飲まない。
・下痢をしているとき → 二酸化炭素泉、硫黄泉、硫化水素泉は飲まない。




 入浴すると体内の水分が“発汗”によって失われ、いわゆる「ドロドロ血」の状態になりやすいです。
「入浴前にもコップ1杯の水・入浴後にもコップ1杯の水」を飲む習慣を身につけましょう。



 湯治開始2~3日目または1週間程度で「湯あたり」の症状が出てきやすいです。

「湯あたり」は、温泉の刺激に体が反応しているためで、倦怠感・食欲減退・めまい・頭痛・眠気・不眠・発熱など、症状はさまざま。
しかし、1~2日ほど入浴を中止すれば、自然に治ります。

「湯あたり」と、温泉の泉質が体質に合わず体調を崩したのとなかなか見極めが難しいですが、症状が悪化したと思っていたのが「湯あたり」だったということもあります。
体調を崩したときは、必ずしも毎日入浴するのでなく、入浴しない休息日をとったり、入浴回数を減らしたりして、様子をみながら湯治をしましょう。






そのほかにも色々あるかとは思いますが、とりあえず、以上のことは気をつけましょう。

特に、入浴・飲泉の禁忌症には注意してくださいね


        ・・・つづく ≫≫


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コメント

  1. 紅ちどり | URL | Arp8uk.Y

    「飲用」の専用蛇口がある温泉だと、飲むことあります。で、たいてい おなかが痛くなります・・・・。
    胃腸が弱ってたり、毒素がたまっているんだなあといつも思うのですが。

    デトックスと思うと、元気が出るんですよね。つらいんだけど。

    やめたほうがいいかもですね~。

  2. JAKUTAKU | URL | srF/8RA2

    Re: タイトルなし

    >紅ちどちさん
    返信遅れて申し訳ありませんm(_ _)m
    コメントありがとうございますv-22

    お腹が痛くなるっていうのは、カラダによくないかもしれませんねv-393
    いちを飲泉の注意事項を書いておきますね^^

    ・衛生上の問題、温泉の鮮度により、飲泉は温泉の湧き口から直接飲むようにしてください。

    ・飲泉量は100~200mlを1回分として、ゆっくり噛むようにして飲むようにしましょう。1日量は200mlから1,000mlまでとし、飲みすぎると食欲が低下するうえ胃腸を痛めます。

    ・強塩泉や酸性泉、含アルミニウム泉、含鉄泉は、泉質と濃度により希釈して飲用しましょう。また体調や体質によってはその他の泉質でもカラダに悪影響がでるかもしれないので、そのときは希釈して飲むようにしてください。

    飲泉は、刺激が強いので注意が必要です。
    飲む場合は、カラダに合わせて加減しながら飲むようにしてくださいね^^

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