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養生は学ぶものなり

2010年01月21日 22:46

みなさん、グータラしていませんか(笑)


普通にただ、なにも考えずに生きていても、健康で長生きすることはできません。

健康であるためには、養生が必要です。
そして、養生とは学び、実践するものなのです。

アンテナをたてて色々な健康の術を見つけ、学んでいくことで、自分の健康をコントロールできるようになるのです。
だから、大切なのは、健康でいるためにはその術を学ぶのだ、という考えを知っておくことです。



このことを、貝原益軒(かいばらえっけん)の『養生訓』に書いてありますから、少し長いですが引用しますね。



 人の身は、天地と並んで「三才」とされている。このように貴い身を養い、命を守って長生きするのは、きわめて大切なことである。その術がないなんてことは、あってはならない。その技術を学習しないで、どうして長生きなどできようか。ささいな芸事でさえ、必ず師を求め、教えを受けてその術を習う。なぜかといえば、能力があってもその術を学ばなければ、なにもできないからである。

   ・・・中略・・・

したがって、生を養い、命を保たんと思えば、その術を習わないなどということはありえない。そもそも養生の術というものは、大いなる人の道である。小さな芸事ではない。心にかけてその術を努め学ばなければ、その道を得ることはできない。その術を知る者がいて習うことができるなら、千金にも替えがたい。

           口語 養生訓   -  原著:貝原益軒  訳註:松宮光伸




貝原益軒はいまから300年も前、江戸時代の人です。江戸時代に書かれているからといって馬鹿にすることはできません。
むしろ、健康に関する大切なことがゴロゴロあるのです。

儒者・医者であった貝原益軒が民衆のために書いた健康本なので、本当に分かりやすく要点を押さえて書いてあります。
現代医学では間違ったことや、東洋医学にそった考えなので分からないもあるでしょうが、一度目を通して見るのも面白いと思います。

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それこそ、術を学ぶために。


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