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精油とは? その2 - 精油の取り扱い

2014年11月11日 01:04

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なんにでも正しい使い方があるように、精油にも気をつけることが幾つかあります。

精油は100%天然なので、取り扱いのルールを守らないと逆に身体の害になってしまうことがあります。

今回は、精油の取り扱いのルールと注意点を説明していきますね


   - 取り扱いのルール -

 ◆ 精油は刺激の強いものも多く、個人の判断で飲んだり、直接肌につけることは避けること。 (物によっては患部に直接塗るものもあります)

 ◆ 敏感肌の人は使用前に、腕の内側など目立たないところでパッチテストを行いましょう。

 ◆ 精油は引火する可能性があるので、火気の側での使用には十分注意すること。

 ◆ 精油は、光や湿度などの影響を受けやすいので冷暗所で保存すること。

 ◆ 精油には使用期限があり、パッケージに記載されている使用期限を守りましょう。だいたい柑橘系は6ヶ月、その他は2~3年が目安になります。

 ◆ 薬と同様に子供やペットの手の届かないところに保存すること。



精油は使い方によっては身体に害になることもあります。

精油の効能と危険性の両方をしっかり把握して使うことが大切です。

次に、特に気をつけることについて紹介しておきます。

  ◎ 光毒性のある精油

柑橘系の精油には、光毒性(光感作作用)のあるものがあります。
皮膚に精油を塗布した状態で直射日光にあたると、発赤や色素沈着を起こすことがあるので注意が必要です。
肌に使用した後は12時間は紫外線を避けるようにしましょう。


  ◎ 乳幼児・子供に対する注意点

子供は免疫機能が確立しておらず、体重も少ないので、大人よりも精油の影響を受けやすいです。
1歳未満の乳幼児には、いかなる方法でも使用しない。
1~3歳の乳幼児の場合は、芳香浴(熱や風を使って室内に香りを拡散させる方法)に限り、使用可能です。ただし長時間の使用は避けましょう。
4歳以上になったらバスオイルやオイルマッサージを始めても大丈夫ですが、使用量は大人の1/10の量から始め、最大でも1/2までにしましょう。


  ◎ 妊婦に対しての注意点

精油のなかには子宮の収縮を促したり、生理を引き起こしたりするものもあります。
きちんと確認して使う必要があります。
受精から8週間までは精油の影響を受けやすい時期なので使用は避けましょう。
妊娠5ヶ月くらいまでは芳香浴(熱や風を使って室内に香りを拡散させる方法)程度に留め、5ヶ月以降でも1以下の低濃度にして使うこと。

  ◎ 病気に対する注意点

特定の疾患によっては精油を使うと悪化するものもあります。
きちんと確認してから使用しましょう。
(例 : 高血圧…ローズマリー、セージ
     てんかん…フェンネル、ローズマリー、セージ、ヘリクリサム、バジル
     低血圧…イランイラン、スイートマジョラム        etc ) 



「精油は薬ではないからどんな使い方をしても大丈夫。」という考えは危険ですのでやめてください!

フランスでは医療現場で使われているように、薬と同じように強い作用を持ったものもあります。

自分で使う場合は、まずきちんと使用する精油のことを知ってから使うようにしてくださいね^^


      ≫≫ その3 に続く


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