2014年10月20日 23:17
人間は、必ず老いて死んでいきます。
老いというものからは逃げられないものですよね。
では、“ 老い ”とはどのようなものなのか…
昔は、歳をとっていくとこのように、緩やかな坂道を下るように老いていくものだと思っていました。

しかし、長いこと高齢者の患者さんの話を細かく聞いているうちに、違うことに気づきました。
どうも患者さんの話をまとめると、老いとはこのようなものらしいのです↓

それまで健康だったのに、ある年・ある月・ある日を境にガクンと落ち込むのです。
病気になった、怪我をしたなどがキッカケになることもありますが、思うように身体が動かない、身体が重だるい、昔出来てたことができないなどということが、急に感じるようになるそうです。
人によって、この落ち込み方は大なり小なりあるようですが、多くの患者さんはこう言われます。
(まぁ治療院に来る人のみの話なので、本当に元気で治療院にこない人たちはこうではないかもしれませんがf^_^;)
確かに、筋肉は使っていなければ、徐々に落ちていきますし、ゆっくり弱っていっているんですが、自覚できる、または表面に出てくるときは、こういう風にガクッと出てきます
病や体調の悪さというのも、急にきて、それが老いを助長させるのも確かですね。
だからこそ、このガクンとした落ち込み方を、いかに無くすか、小さくするかが大切だと思います。
それは、常に身体に気を配り、整えておくことにつきます。
鍼灸やマッサージなどで身体を整えてもいいですし、食や散歩などの生活面を見直してもいいです。
老いないというのは無理です、いままで人間はみな生まれて死んでいるのですから。
必ず右肩下がりに衰えて死んでいきます。
なので、この衰え方をいかになだらかにするのかが大切なのだと思います。
自分なりの方法でいいので、一度老い方に目を向けて、自分の身体を見つめ直してみてください。。。
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