2014年01月06日 22:59
わたしたちは、つい生活に追われていると、大切なことに気づきにくくなっています。
何気ないことの中に大切なことが含まれていることもよくあります。
そんな日常のなかから大切なことを発見するためのツールとして
“ 人生であと何回?? ”
…と考える方法があります。
先日、米農家の患者さんがこんなことを言っていました。
「人生でお米が育てれるのは、せいぜい50回前後だ。だから、いまを努力して、次の年のために記録をとり、残り少ない機会をおいしくできるようにするんだ。」と。
ハッとしましたね。。。
言われてみれば確かにその通りで、一年一回しか作れなければ20歳~70歳では50回しか作れない(二毛作とかはなしで)。
人生は短いというけれど、こうやって“ あと何回 ”と考えると余計その大切さに気づくことができます。
・ 自分は残りの人生であと何回、桜を見られるのだろうか。
・ 家族全員で旅行にいけるのは、あと何回なんだろうか。
・ 実家を離れて暮らしているが、一年に一回しか帰らなかったらあと何回親に会えるのだろうか。
日常のなかには、あと何回しかできない、というものが多く隠れていると思います。
人間は次は年十年後先にしか見れないとか、そう言うものに飛びつきやすい傾向があり、そういう考え方には強い引力があります。
こないだの金環日食だったり、いま参拝ブームの出雲大社や伊勢神宮の式年遷宮だったり。
年十年後先にしか、という言い方は転じれば、人生で何回かというのと同義です。
高齢になったり、病気になったら死を思い、人生の有限性に気づきます。
そうではなく、日々あと何回と思い直せば、言葉のもつ強い引力によって気持ちも変わってくると思います。
こういった考えもまた、人生を有意義に使うためのひとつの考え方かもしれません。。。
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