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鍼灸師の社会的役割

2013年11月25日 22:25


鍼灸師の社会的役割とはなにか。。。

よくこのことを考えます。

そこで考えて行き着くのは、今のところコレです。

 『 社会の縁の下の力持ち 』

人を治療して、縁の下の力持ちとして社会に貢献する。

私たちの仕事はこのようなものだと思います。


私たちは心身ともに治療することができます。

治療院にきた患者さんを、鍼灸の技術・その他の施術法・健康の知識など、すべてを用いて身体や心を治療することができれば、その人がさらに社会に貢献してくれます。

 労働者 … 仕事が長く続けられる 
 高齢者 … 病気を予防すれば、健康で長生きでき、医療費も抑えれる
 介護者 … 日頃の負担を解消できる
 妊娠・出産 … 不妊治療から出産までサポートできる
 小児 … 夜鳴きなど情緒不安定を解消し親子の健康を支える  などなど

こうなれば、社会全体が良いほうに進みます。

私たち鍼灸師は、自分たちのしたいこと・しなくてはいけないことをさせてあげるようにすることだと思うのです。


だが、これも鍼灸のことを知らなければ、治療に行くことはありません。
治療にくることがなければ、私たちは治療できません…。

選択する自由があるのが、現代の社会だと思います。

病院に行ったり、歯医者に行ったり、鍼灸院に行ったり。

そのときの自分の症状にあわせて、選んで色んなところに行けることは素晴らしいことです。

ですが、知らなければ行くという選択肢すらないのです。

特にいまの若い世代は、“鍼灸”という言葉を知らない人も多いです。

若いときは健康で病気知らずの人が多いので、病院・鍼灸院というものは無縁だから仕方が無いですが、一般的に認知率が下がっているような気がします。

こうなったのは、私たち鍼灸師が広報活動をあまりしてこなかったからだとも思いますが、“縁の下の力持ち”をしている身としては、知らないのは人生において損をしていると思ってしまいます。


ちょっと脱線してしまいました^^;

つまり、社会で疲れたり病気になっても、ひとつのストッパーとして、鍼灸はあるのです。

私が社会を支えているなんていう、おこがましい考えはないですが、鍼灸というものが社会を支える一端を担っているのは間違いないと思います。

多くの人にこのことを知ってもらえたら嬉しいな。と思う今日この頃でした。。。




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コメント

  1. 紅ちどり | URL | 42zQii4Q

    考えさせられました

    先日は、コメントありがとうございました。
    勉強になりました。

    自分の仕事の社会的役割を考えるというのは、いいことですね。目が覚めます。
    「自分が何のために、この世に存在しているのか?」と考えるよりずっといいです。

    私も社会全体をよりよくするために、がんばります。

  2. JAKUTAKU | URL | srF/8RA2

    Re: 考えさせられました

    >紅ちどりさん
    コメントありがとうございますv-278

    あまりうまくまとめることができなくて、つい思ったことを書き並べるだけの文章になってしまいました…。
    ちょっと反省したりしています^^;
    でもそうやって頂けるならよかったです。
    まわりを見渡して、すべてのものに人間が関わってないと存在しないということを思うと、どんなことも社会的役割があるのだと思います。
    なにかを見出しにくい世の中ですが、がんばっていきたいものですね^^

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