2013年10月21日 23:31
「鍼や灸をしてもらおう」と思うときは、どんなときですか?
腰痛やぎっくり腰・肩コリ・五十肩・神経痛・関節炎などの疾患が多いのではないでしょうか^^
たしかに、鍼灸治療はこれらの症状によ~く効きますが、実はそれだけではありません。
鍼灸治療というものは、ほんとうに幅広い症状に対応しているのです

例えば、WHO(世界保健機構)では、次に掲げる疾患について鍼灸治療が有効であることを認めています。

WHOでは、これだけのものが認められています。
あくまで現代医学の視点から認められているものがこれだけであり、現代医学の概念や用語に当てはまらない“病名がつけられない症状”“不定愁訴”も鍼灸治療の対象になってきます。
腰痛や肩コリで鍼灸院にきた患者さんに、問診していくうちに頭痛・高血圧・消化不良など、ほかにも症状があって、治療していくうちにそれらの症状も良くなっていくのでびっくりされる方はよくみえますね^^
東洋医学は独自の発展をしてきたので、現代医学にはない病名もたくさんあります。
西洋医学が入ってくるまでは、日本も中国も韓国も鍼灸治療のみで、患者の訴えるすべての病気に対応していました。
古典などの文献をみていると、ほんとうに色々な症状に対する治療方法が載っています。
それだけ当時の鍼灸師(当時の医師)たちが、さまざまな患者の訴えに鍼灸で立ち向かっていった証拠でしょう。
現代医学でいうところの検査数値には出ない症状も、鍼灸治療で効果があるということはよくあります^^
もちろん、鍼灸だけですべての病気が治せるなんていう奢った考えはありません。
現代医学の得意なところ、東洋医学の得意なところがそれぞれあるわけですから。
どっちかだけではなく、うまくどっちも使って健康を保つのが一番です。
ただ、鍼灸治療というものは、みなさんが思っているよりも多くの症状に効果がある。ということだけは知っておいてくださいね


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