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お酒との上手な付き合い方 その5 [お酒の強さ]

2013年01月22日 22:50

前回「お酒との上手な付き合い方 その1その2その3その4」のつづき↓

 ◇ なぜ、お酒に強い人・弱い人がいるのか?

お酒をいくら飲んでも吐き気がなく顔も赤くならない人もいれば、一方でお猪口一杯でも顔が真っ赤かになったり心臓があぶったりする人もいます。

同じお酒でも、いったいこの差はどうして起こるのでしょうか?


それはズバリ・・・“アルコールを分解する酵素をもっているかどうか” なのです

もう少し詳しくいうと、「その1」で説明したようにアルコールが肝臓の働きでアセトアルデヒドに変わりますが、ここからさらに酢酸に変わるためには酵素が必要になり、この酵素の働きの差がその人のもつお酒の強さに繋がります

アセトアルデヒドは、2型アルデヒド脱水素酵素 (ALDH2) という酵素の働きで、無害な酢酸に変わります。

このALDH2には3つの型があり、酵素の活性が強い人・弱い人、そして活性がまったくない人がいます。

このことを活性型と欠損型(低活性型、酵素活性の全くない非活性型)ともいい、この活性度によってお酒の強さが変わり、お酒に強い人はアセトアルデヒドの代謝速度が速い活性型を持ち、逆に代謝速度の遅い低活性型や酵素活性がまったくない非活性型を持つ人はお酒に弱いのです。

   活性型を持つ人   → 分解能力が高い  → お酒に強い体質

  低活性型を持つ人  → 分解能力が低い   → お酒に弱い体質

 全くない非活性型の人 → 分解能力がほぼない → お酒に極端に弱い体質

このALDH2のタイプは、遺伝子によって決定されます。

自分がどの型を持っているかは、親から受け継ぐ遺伝子の組み合わせによって決定しており、生まれ持った酒の強さは変わる事がありません。


また、調査によると日本人の約44%は、生まれつきALDH2型の活性が低いか欠けており、世界でもお酒に弱い人種です^^;
日本人の37~38%が低活性型、6~7%が非活性型であるといわれ、日本人が欧米人に比べてお酒に弱いといわれるのにはこのことが関係しています。

この遺伝的性質は悲しいかな、日本人などのモンゴロイド特有のもので、アフリカ系やヨーロッパ系の人種には低・非活性型の人はいないのです…↓
世界のALDH2欠損率
[出典:樋口進編『アルコール臨床研究のフロントライン』]


そして、酵素の有無が大きな要因ですが、性別・年齢・体格などでもお酒の強さが多少異なります。

遺伝のほかに、体内の水分量や体重の差による個人差もあるのです。

「その4」でも出てきましたが、同じALDH2の型の場合、アルコールを分解する能力は体重によって左右されます。
なので、体格の良い人のほうがガリガリの人よりも一般的に肝臓も大きいため、代謝速度が速く、お酒に強いですし、体重が軽い女性は男性よりも弱いといえます。

また、女性は体内の水分量が男性よりも少ないことので、血中アルコール濃度が高くなりやすいという理由からも弱いといえます。

また、アルコールは脂肪に溶けにくいので、体脂肪率の高い人は低い人より体に占める水分の割合が低くなり、血中アルコール濃度が高くなるため、お酒に弱いです。(女性の方が体脂肪高いので弱いといえます。)

そして、高齢になればなるほど、若者に比べて体内の水分量が少なくなるため、お酒に弱くなるし、アルコールを分解する能力も衰えていきます。
にもかかわらず、若い頃と同じペースでお酒を飲むことが多いので注意が必要になってきます。。。



このお酒の強さの体質は生まれつき決まっているものであり、努力で飲めるようになることはありません。

自分の体質を理解し、適量を知って飲むようにしましょう^^


    ≫≫ 次回につづく  


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