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ザ・ヘルス・イニシアティブ

2012年11月22日 01:28

2012年5月のころのニュースでちょっと古いのですが、気になったので採りあげますね^^;

痩せすぎ、若すぎのモデルはダメ! ヴォーグ誌が編集方針

 米国を拠点とし、世界中で18カ国版と1地域版(ラテンアメリカ版)が発売されているファッション雑誌「ヴォーグ」の出版元であるコンデナスト・パブリケーションズ社(本社・ニューヨーク)は3日、痩せすぎたり若すぎるモデルとは契約しないとする声明(編集方針)を発表した。「美と健康とは不可分のものであると確信する」というのが理由で、若い女性たちが誤った美の観念に縛られ、過度のダイエットに走ることを戒めるのが主な狙いだ。ハイファッションの最先端を行くヴォーグ誌の決定はインパクトが大きく、今後の潮流となりそうだ。

 声明は、18カ国・1地域版のヴォーグ誌の編集長、19人の連名で出され、(1)16歳未満のモデル(2)摂食障害があるとみられるモデル-は使わないとし、モデルのエージェントにも、モデルたちの健康状態とボディーマス指数(BMI=体脂肪指数)のチェックを呼びかけるとしている。BMIとは、体重(キログラム)を身長(メートル)の2乗で割った数字で、22が標準とされる。今後さらに、各版ごとに地域事情に応じてBMIの下限を設け、下回るモデルとは契約しない方針だ。この決定は6月号(日本版は7月号)から、適用するという。


  業界に影響大

 米国版のアナ・ウィンター編集長(62)は「これまでにもモデルの痩せすぎ問題は論議されてきたが、今回の決定は『健康こそ美である』というメッセージを強力に後押しすることになる」と話している。

 AP通信によると、14歳の時にスカウトされて以来、モデルとして活躍する一方、昨年、モデルの労働条件の改善を求めて非営利団体「モデル同盟」をニューヨークで立ち上げたサラ・ジフさん(30)は、「ヴォーグ誌の決定は画期的であり、影響力も大きい。ファッション業界はこぞって、この方針にならって欲しい。児童労働、拒食症、セクハラなど、この業界は問題を抱えすぎている」と述べた。

  拒食症で死亡

 ファッション業界では、2006年11月にブラジル人モデルのアナ・カロリナ・レストンさん=当時(21)=が拒食症で死亡して以降、「痩せ過ぎ」のモデルについての議論が活発化した。

 レストンさんは、身長174センチで、体重はわずか40キロ(BMI13.2)。亡くなる3週間前に腎不全で病院に運び込まれたが、極度の衰弱によって抵抗力が失われ、薬が全く効かない状態だった。

 その後、スペインとイタリアでは、BMIが18未満のファッションモデルのファッションショー出演を禁止する法律が制定され、イスラエルでも今年3月、BMIが18.5以下のモデルを広告に使うことを禁じる法律が成立している。しかし、米国やフランスでは、法による規制ではなく、啓蒙活動という形で問題に対処してきた。このため、本音の部分での痩身礼賛の傾向は改まらず、痩せすぎと思われるモデルに需要も集中してきた。

 健康に生きてこその人生である。今後、「ふっくら型」の許容が定着するか、注目される。

       - 産経ニュースより引用 -



今回の発表は、『 ザ・ヘルス・イニシアティブ 』 と呼ばれ、次のような声明になっています↓

1. 私たちは、16 歳未満であることがわかっているモデル、あるいは摂食障害のように見えるモデルを起用しません。私たちは自らの見解に基づき、健康的であり、健康的なボディ・イメージを推進すると思われるモデルを起用します。

2. 私たちは、故意に16 歳未満のモデルをファッション撮影の現場へ送り込むことのないようエージェントに申し入れるとともに、撮影、ファッションショウ、広告キャンペーンのキャスティングをする際には、モデルの身分証明書によって年齢を確認するよう各キャスティング担当者に依頼します。

3. 私たちは、よりキャリアを重ねたモデルたちが若い世代の女性たちにアドバイスをしたり、指導したりすることができるような指導教育プログラムの構築を支援し、CFDA が提唱してきたザ・ヘルス・イニシアティブを見習い、教育を通じてファッション業界全体の意識向上に力を尽くします。

4. 私たちは、プロデューサーたちに対し、ヘルシーなケータリングメニューやプライバシーの尊重など、バックステージにおける健康的な労働条件の創出を推奨します。また、キャスティングエージェントたちには、モデルを不当に遅くまで拘束しないよう求めます。

5. 私たちは、撮影においてその服を着ることができる女性の範囲を極端に狭めてしまい、結果として、痩せすぎモデルの起用を余儀なくされるような、非現実的なまでに小さなサンプルサイズのもたらす影響に対し、デザイナーたちに再考を促します。
 
6. 私たちは、ヴォーグ誌面にて、またそれ以外の場所においても、健康的なボディ・イメージを促進するためのメッセージを、声を大にして伝えていきます。



パリコレなんかをみると、ガリガリであばらがういて手足は小枝のようなモデルばかりで、「体大丈夫?」
とよく思っていたので、このような声明は大変いいことだと個人的には思います^^

モデルにおける“痩せ”が“美”という風潮は、スーパーモデルが注目されだした90年代からのようで、高身長で細いモデルにあこがれる人が増えると共に、非現実的なまでに小さなサンプルサイズをつくるデザイナーも増えました。

一般の人が、痩せに憧れてダイエットすることは別にいい(やり方や程度にもよりますが^^;)と思いますが、モデルになりたくて過剰な痩せを追求することに歯止めをかけるべきだとは思います。

あるロシア人のスーパーモデルがカミングアウトしたダイエット方法にこんなのあります↓

「タバコ数箱、毎日の結腸洗浄(水浣腸)に下剤、フェタミンのダイエットピル、アデロール、食欲をおさえる処方薬。
 聞いたところでは、いくつかのモデル事務所は女の子たちに覚せい剤やコカインを勧めるみたい、代謝を上げて食欲を落とすためにね。500キロカロリーダイエットの為のHCG(絨毛性性腺刺激ホルモン)注射から、健康体モデルが甲状腺機能を上げるために使うT3甲状腺注射まで。とにかく新陳代謝を上げるためのこの手の種類の注射はますます普及してきているのよね。」

そして、2006年のブラジル人モデルが拒食症で死亡したときは、身長174センチ・体重40キロ・BMI13.2(BMI22が標準体重)といいます。

表面に上がっていないだけで、モデルになる&モデルであり続けるために、無茶なダイエットを繰り返し、拒食症で苦しむ人は多くいるはずです。

「ファッションショーは芸術である」とはいっても程度があり、そこには健康ということがやはりあるべきだと思います。

そういった意味でこの『 ザ・ヘルス・イニシアティブ 』は意義のある声明といえます。


この「痩せすぎ問題」について、生来の代謝能力の高さによって自然状態で痩せ身というモデルもいることから、全てを規制することは難しく、基準を作ったとしても、痩せ過ぎ自体がすぐに改善されるわけではないという声も多いようです。
また、2010年ごろにあったファッション界における『ふっくら体型』の許容という現象も報告されたが、あくまで表面的な『見せ掛け』に過ぎないもので、「本音」はやはり痩身の礼賛にあるとする見方が示されて、メインストリームにおける需要は相変わらず痩せ身のモデルに集中しています。

しかし、今回の声明は、「禁止や制限」というよりも「痩せすぎはよくないという認知度・意識の向上」に趣が起これているような気がします。

事実、VOGUE JAPANの編集長も「ただ痩せたいという気持ちだけで食事をおろそかにすることは、自分自身と自分の人生を大切に扱っていないことであり、肉体だけでなく精神の豊かさを損なうことにつながり兼ねません」と言っており、規制よりも「痩せすぎ」という問題に意識を向けてほしいのだと思います。

その点、有名なミス・ユニバースは、単なる外見の美しさだけではなく、知性・感性・人間性・誠実さ・自信などの内面、社会に積極的に貢献したいという社会性が選考基準であり、体を鍛えたり体に良いものを食べていたりして生まれる“健康美”が大切だそうです。

ファッションの文化とミスコンはぜんぜん違うと言われるかもしれませんが、やはりモデルも健康でなくては美も表現できないはずです。


わたしも男ですから、やっぱりスタイスがいい女性が歩いてれば目がいってしまいます(笑)

しかし、[痩せている=美しい]という図式も極端になれば醜く感じる人も出てきます。

これからは『 健康こそ美である 』という図式がファッション業界にも広がっていけばいいなと思います^^


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コメント

  1. 紅ちどり | URL | Arp8uk.Y

    これはすばらしいですね!

    私も美容に携わる者として、この考えが一般に定着していって欲しいです。

    痩せているだけじゃダメ、健康でなければダメ、と胸を張っていえるのは、アラフォーのオバサマになったからでもありますが。

    これまでの「美」の意識付けが、間違った方向に行われてきたことを実感することが多いです。

  2. JAKUTAKU | URL | srF/8RA2

    Re: これはすばらしいですね!

    >紅ちどりさん
    コメントありがとうございますv-22

    アラフォーになったからでしたか^^;
    でも、一番影響されやすい10代、20代に、この考えが広まっていかなければと思います。
    確かに太っている人よりも痩せている人のほうがキレイという考え・見方は今後何十年かは続くでしょうが、健康美がある痩せと体に無理をさせてつくる痩せとを混同してはいけないはず。
    服を魅せるためのファッションショーであってもやっぱり健康的な体で服を着こなし、それにあこがれるような構図をファッション界はつくってほしいものですね^^

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