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ホントに安全? 電磁波の話… その3

2010年03月03日 20:18

またまた電磁波の話。前の「恐怖!! IH調理器の危険性とは」の続きのようなものです^^

ここからは、いろいろと不安になる方もみえるかもしれません。「こういった暴露話は知りたくない。」「知ると怖くなるから知らぬが仏。」という人は、以下の話を読まないようにしてくださいね








前回の『ホントに安全? 電磁波の話…その1その2』の続きです!!


 ○ 電磁波の悪影響

さて、家電製品はもう前々回に書いたので、ここではそれ以外のものからの電磁波の影響について書いていきますね。

ひとつは、変電所と高圧線・送電線についてです。

電気を遠くに届けるための高圧線や送電線といったものからも電磁波は出ています。当然近ければ近いほど影響も強くなります。
一般的にこれらのものから出る電磁波が4mG以上の地域では、小児白血病・脳腫瘍・その他の症状が他の地域よりも多くでていると言われています。

ここで送電線について電磁波コムから引用・転記させてもらいますね

 送電線は、現代人が暮らしていくにはなくてはならないものですが、送電線からの電磁波はどうなの?というご質問をよくいただきます。
 しかし、送電線との距離がある程度離れていれば(60m以上)電磁波の影響の心配は必要ないかと思います。ただし、その送電線の通り道と住まいが重なる場合(住宅の上部を送電線が通っている場合)は、磁場の影響を受ける可能性がありますので、もしご心配であれば最寄の電力会社さんへ測定の依頼をされてみてください。無料で対応いただけるはずです。電力会社さんの測定はとても正確なものです。数値だけを必ず控えておいてください。

 また、送電線からの電場は、6m以上離れていれば住まいまでは届きません。これは、電場の特徴として抵抗の低いほうへ移動していくため、磁場に比べて空気中を伝播する力はとても弱いためです。しかし、物質を伝わって伝播していく力は逆に強いので、住宅への対策が必要なのです。
 つまり、住まいの中の屋内配線からの電場は物質を伝わって人の身体へと伝播しますので、問題としているのです。
 そうしたことから、送電線から問題とされるのは「磁場」のほうなのです。磁場と言うのは送電線には7万ボルト以上の電圧がかかっていますが、みなさんがご家庭で電気を使えば電流が流れていきます。その電流の量がとてつもなく大きなものなので、それに比例して磁場が強くなるのです。

 残念ながら、この磁場については送電線を動かすなどして距離をとる以外は防ぐことはできません。つまり、対策のしようがないというのが現状です。


現在の日本では、送電線や高圧線についての配慮はあまりないかも知れません。しかし、「送電線に近いから引っ越す」とはなかなかいかないと思います。

なるべく家電製品などからの電磁波の対策をして、それ以上影響を増やさないようにしましょう
また、家を購入するときなどは送電線などにも注意を払い、測定してから購入を考えましょう。


そして、もうひとつは屋内配線と蛍光灯です。

配線ケーブル・配電盤・変電設備・蛍光灯などは、家庭だけでなくオフィス等の職場にも関係してきます。
目に見える家電製品とは違い、家中に張り巡らされている配線ケーブルや隣の部屋・床下の部屋の蛍光灯などは目に見えません。

しかし、電磁波は床や壁を通ってきてしまうのです。電磁波の上をつねに歩き、寝ているということもありえるのです
現在、蛍光灯などの照明器具やコンセントは増加しています。便利だから多くつけておくということが多いです。
しかし、電気を供給している配線ケーブルは電磁波を発生させています。
いちど自分の家がどうなっているのか注意してみたほうがいいかも知れません。
参考サイト)電磁波コムオールアース住宅




 ○ オール電化について

 ちまたでは、かなり増えつつあるオール電化。最近ではオール電化マンションなるものまで出てきました。ここで今一度オール電化について見ていきましょう。

まず、はじめに書いておきたいことがあります(電磁波とは関係ないけど^^;)。
それは、『停電や災害時にはなにもできない!』ということです。

オール電化は「電気」だけです。もし停電になったらなにもできません。調理だけでなく、お風呂を沸かすこともできないし、暖房器具も使えません。
本来、リスクを考えればエネルギーの供給源は複数あるべきです
なぜ、「オール」電化でなくてはいけないのでしょうか。電磁波の問題だけでなく、生活の基本として両方備えておくべきだと私は思います。

そして、いちどオール電化にしてしまうと、ガスにしようと思ってもなかなかうまくいかないことが多いのです。
ガスの配管をめぐらすという作業や調理用のガス台の購入などかなりの費用と手間がかかってしまいます。
最悪の場合、工事ができないと言われてしまうこともあります。その場合LPガスという手もありますが、これも費用がかなりかかってしまいます。


また、よく火がないから安心・ガス代がかからないから安いと言われるIH調理器ですが、本当なのでしょうか。
それについて電磁波なび国民生活センターの調査の記事があったので引用・転記します。

 国民生活センターは、ビルトイン型のIHクッキングヒーター6銘柄について、揚げ物調理時やフライパン予熱時の温度制御、空焚き状態の異常検知などの安全性を調べた。最大火力でフライパンの予熱を行うと、わずか1~2分で底の温度が600度に達するものもあり、油を注いでから予熱すると発火することもあった。また、空焚き状態になると、鍋底がリング状に赤熱するまで運転を続けたものもあった。
 また、オールメタル対応のものは、アルミや銅の鍋も加熱できたが、ステンレス鍋に比べて火力や熱効率が劣り、湯沸かし時間が2倍以上かかった。
 また、消費者からの問い合せが多い電磁波の強度も調べた。測定結果は、健康影響について確立されている曝露制限についての国際的な指針であるICNIRPのガイドラインを満たしていた。



 国民生活センターがIHの危険性を実地調査しました。IHの使用に、警鐘が鳴らされています。
 同調査は出荷数量の多い、ビルトイン型6銘柄を対象としたもの。結論として、発煙・発火の可能性ありです。オールメタル対応のIHも、使用中に鍋に浮力が生じ動いたり、トッププレートの温度が高温になったり、とずいぶんと不穏なご様子。国民生活センターは、2004年3月にも発煙・発火の危険ありと指摘していました。いやはや・・・またもです。
 でも、気になる電磁波の方は、ICNIRPのガイドラインを満たしているとのこと。ちょっと安心・・・と思いきや、それは30センチ離れた位置で利用すれば安全かもしれないというお話。30センチも離れてお料理する? 接近すると・・・もっと電磁波は強くでているんです。お子さんの頭にも近い位置だし。結局、IHの安全性に心配ごとはつきませんでした。


意外と危険性があるということは知られてません。しかし、このようにIH調理器にも発煙・発火の危険性があるし、湯沸しにガスの2倍以上かかるということは電気代も多くかかっているのです。


しかし、なぜこうもオール電化がイイように言われ、オール電化が勧められているのでしょうか。

私たちが暮らす上で特別ガスから離れなくてはいけないこともないと思います。たしかにガス代は高いかもしれません。しかし、電磁波の影響や災害のときのこと、湯沸かしにお金がかかることを考えれば、オール電化である必要はないのです。

最後に「なぜオール電化が勧められているのか」について、やっぱりあぶない、IH調理器の著者の船瀬 俊介の意見を書いておきますね。

 オール電化住宅は、浴室・給湯設備には、ガス給湯器のかわりに電気給湯器。これらは「夜間電力をつかうのでお得!」とCMされていますが、これにこそ電力会社の本音が丸見え。
 つまり、原発は火力発電のように止めたり動かしたりという芸当ができません(一度止めると再稼動に時間がかかる)。よって夜間も発電しっぱなし。ごぞんじのようにこれらの電気は溜めておくことができません。よって、夜間電気給湯装置は、売り場に困っていた夜間電力を売り付ける格好のターゲットにされているのです。
 その戦略は -火(ガス、灯油)を使わせない-。居間からガス(石油)ファンヒーターが追放させる。かわりに蓄熱式電気ヒーターや電気式暖房などが導入されるのです。
 ~中略~
 電気給湯器や床暖房などを加えたらオール電化住宅とは、驚倒するほどの電力をガブのみ消費させる住宅であることに気づきます。
 これでは電気を売ってカネを稼ぐ電力会社はウハウハ・・・笑いが止まるまい。








電磁波関連記事 [ IH調理器の危険性とは ・ 電磁波の話 その1その2 、 その3 ・ 電磁波対策 ・ 書いてみて… ・ 追記-No.001 ]


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コメント

  1. 牛嫁 | URL | RiQ7BJJ.

    コメントありがとうございます!

    ブログ拝見しました。
    健康に良くないとわかっていながら、その理由をイマイチ理解していなかったので、とても参考になりました。
    妊娠中に限らず、電磁波には今後も気をつけていかなくちゃ。
    健康食品も、そのCMに踊らされていてはいけませんね。
    自分で判断できる賢い消費者にならなくてはと感じます。
    これからも色々教えて下さいv-352

  2. JAKUTAKU | URL | srF/8RA2

    >牛嫁さん
    コメントありがとうございますv-278

    電磁波はとにかく離れるのがイイです。
    少しでも距離を置いたり、使う時間を短くすることが一番の対策です。

    役に立てる情報がかけるよう努力しますね!

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