2011年11月28日 00:01
人間でもっとも面積が広い筋肉。
腰背部から上腕にのび、肩関節の動きを背部からうまくサポートしている。
硬くなると肩の動きが制限され、腕が挙げづらくなるとともに、腰痛の誘因にも。
≪ 種類 ≫ スタティック(静的)ストレッチンング
≪ 部位 ≫ 体幹側部・背部
≪ 筋肉 ≫ 広背筋
≪ やり方 ≫


① 肩幅に足を開き、両腕を上に伸ばし、片方の掌を下に向け、もう片方の手で反対の手首をもつ。
② 骨盤を固定したまま、手首を持った手で引っ張るように、真横に倒してストレッチする。
③ 一度①に戻り、斜め45°方向へ上体をひねりながら倒す。
④ 一度①に戻り、対角(反対)の足元に向かって上体を倒す。
≪ ポイント ≫
まず、今回ストレッチする「 広背筋 」はこのようになっています↓

名が表すように、非常に“広い”筋肉です。
骨盤や腰椎部から上腕に向かって伸び、付着してます。
なので、腕を上に挙げ、体幹を横に倒すことでストレッチすることができます。
では、このストレッチのポイントは次の2つです。

まずポイント①は、「 手の平を下向きにする 」 ことです!
手の平を下向き(内側)に向けることで、上腕が内側に回ります。
そうすることで、付着部がより遠くなるので、より伸ばすことができます。
ポイント②は、「 体幹を曲げる 」 ことです!
体幹を曲げることで、広背筋の側面がしっかり伸ばすことができます。
上体がまっすぐで、股関節で曲げるようにすると、広背筋はストレッチされないので注意が必要です。
骨盤は動かないようにして、上半身だけを動かすように心がけましょう。
また、こういった大きな筋肉で、しかも上肢のようによく動く部分についているものは、一つのストレッチだけではすべてを伸ばしきれません。
③、④のようにストレッチのポジションを変えることで伸びるポイントが変わるので、複数のやり方で伸ばしてあげましょう

≪ 注意点 ≫
・ ②のストレッチをする場合は、上半身が前に倒れないように注意しましょう。
・ ②③④のすべてで、骨盤の位置が変わらないようにキープして行うこと。
・ 股関節で曲げないように。
・ 呼吸を止めないで自然なリズムで呼吸すること。
・ 下半身が安定するように足幅を調節して行いましょう。
・ ③、④は一度①に戻るようにしましょう。ただし、慣れたら②→③→④というようにやってもOKです。
≪ 関係するストレッチ ≫
・ 広背筋のストレッチ その2
≫≫ ストレッチの一覧はこちらから

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コメント
紅ちどり | URL | Arp8uk.Y
このストレッチ、見て以来毎日やってます。
広背筋が伸びて気持ちいい~。
しかし、肩甲骨近辺がガチガチな私・・・。
ストレッチは一箇所だけじゃだめですね~。
( 2011年12月04日 22:40 [Edit] )
JAKUTAKU | URL | srF/8RA2
Re: タイトルなし
>紅ちどりさん
コメントありがとうございます
背中の筋肉は日常ではあまり伸ばさないから、ストレッチしてやると気持ちいいですよ~^^
ひとつのストレッチで複数の筋肉が伸びるとはいえ、やはり狙う部位はひとつですからね。
今度、肩甲骨付近のストレッチを採りあげるつもりなんで、もうちょっと待っていてください^^;
( 2011年12月05日 22:37 [Edit] )
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