2011年09月01日 21:00
今年も防災の日がやってきましたね^^
各地で色々な避難・実地訓練が行われたと思いますが、3.11の東日本大震災から約半年が経った今回の防災の日は、例年とは違った防災の日になったのではないでしょうか。
いままでただこなしていた訓練も、より現実に近い状況を再現・想像しながらリアリティーをもって行われ、日ごろからの訓練や備えの重要性が再認識されたと思います。
地震だけでなく、災害というものは起こってからでは遅いもの。
今年の防災の日も、~健康への旅日記~では 『 非常持ち出し袋 』 について採りあげていこうと思います

昨年、このブログでは、非常持ち出し袋の注意点や中身について書きました。
( → 防災の日 -非常持ち出し袋について- )
この記事を読んで用意されたかどうかわかりませんが、ポイントは押さえてかけたなと自分では思ったりしています^^
ただどうしても 「非常持ち出し袋を用意するなんてメンドクサイ!」 という方もみえたと思います。。
が、今回の大震災により、考え方が大きく変わったのではないでしょうか?
実は、震災後、“ 非常持ち出し袋 ” という検索キーワードで、このサイトに訪れた方がとても多かったのです

いまでもたまにみえますが、3・4月は非常持ち出し袋で訪れる方がものすごくて、ほんとビックリしました^^;
それだけ、あの地震は恐怖の対象となりえたし、準備をしておかなくてはならないといけないという気持ちにもさせられたのだと思います。
なにかしないといけないという気持ちもあったと思いますが、非常持ち出し袋というものの必要性を感じた方が非常に多くみえたのも事実です。
さて、まだ非常持ち出し袋を準備していないという人は去年の記事を読んでいただくとして・・・
今回は、非常持ち出し袋の 定期チェック について説明していきますね^^
せっかく 『 非常持ち出し袋 』 を用意したなら、中身の点検や消費期限などのチェックを定期的に行うようにしましょう

被災したときに、電池や食料の消費期限が過ぎていて使用不能・飲食不可になっていたり、入っていた服やタオルがカビだらけ なんてことになっていたら、なんのために非常持ち出し袋を用意したか分かりません。。。
非常持ち出し袋の用意と点検はセットになっているのです。
では、点検のポイントをあげていきますね

□ 入れといたものが無くなっていないか? (貴重品や医薬品は特に気をつけてチェック)
□ 水や食料の消費期限は過ぎていないか? (賞味期限ならまだ大丈夫だが変えておくのが無難)
□ 懐中電灯やラジオが使えるか? 電池は使えるか?
□ くすりが古くなっていないか?
□ 引越しや後期高齢者への移行などにより、健康保険証や自動車免許証のコピーが古いままになっていないか?
□ 衣類やタオルが汚れていないか?
□ オムツなど用意した当時は必要だったが、いまでは必要でないものが入っていないか?
□ 逆に現在は必要なものはないか?
まず、これらは最低でも点検しておきましょう!
その他、気になるものがあったら、この定期チェックで出し入れしてください。
もしチェック中に気づいたことがあったら、すぐにメモしておき、一週間以内に買ったり、加えたりしておくとベストですね^^
また、定期チェックの日にちを決めておきましょう

「防災の日」に合わせてでもいいですし、誰かの誕生日や記念日を点検日と一緒にしてしまうというのもアリです^^
とにかく定期的に中身を確認するようにして、いつ何時でも利用できる状態にしておくことが大切です。
点検忘れを無くすために、家族で決め合ったり、年始にカレンダーへ書き込んでおくというのもいいですね^^
そして、定期チェックは、年に数回行うのが理想です

私のところでは、9月1日と3月1日の2回行うようにしています。
なぜ2回行っているのかというと、ひとつは 名古屋は気温や湿度が夏と冬で大きく変わり、内容物に変化が生じやすいからであり、もうひとつの理由は 夏と冬で防災袋のほうに入れておくものを調節するためです。
本当に名古屋は夏は蒸し暑く、冬は寒いという日本でも住みにくい都市のひとつなので、部屋の日の当たらない冷暗所に置いておいても、非常持ち出し袋の中の物にとっては過酷過ぎる環境なのです

そのため、腐っていたり、カビが生えていたり、熱で変形していないかなどを調べるために2回にしています。
そして、もうひとつの理由である夏と冬で防災袋(防災袋というものをお忘れの方は、去年の記事で確認してください)のほうに入れておくものを調節するということは実はとても大切なことになります

今回の東日本大震災では、はじめ3月ということで、毛布や防寒着が必要だと言われていたのを覚えているでしょうか?
四季のある日本では、どの季節に災害に見舞われるかによってかなり状況が異なります。
だから、季節に合わせて中身を調節しておくといざというとき便利なのです。
夏用に下着を多く入れるようにして、厚手のものは少なくしておく(ゼロにしないのがミソ)。
冬用に厚手の服や防寒用の毛布やバスタオルを用意しておく。
…というように、住んでいる土地の季節の事情に合わせてより細かい調節をしてください。
できれば、年4回定期チェックで中身を調節しておくのがベストですね^^
非常持ち出し袋は用意したら終わりではありません。
定期的なチェックをして、いつ災害が来てもいいようにしておくことが大切なのです!
何度もいいますが、被災したとき、使用不能・飲食不可になっていたらなんのために用意したか分かりません。
ぜひ、この機会に点検するようにしましょう

もし、今回の震災で「こんなものがあったほうが良かった」 「これは絶対必要」 「これは役に立ったよ」 などのようなものがありましたら、ぜひコメントしてやってくださいm(_ _)m
それらコメントを記事に反映させていこうと思います。
「こんな方法もあるよ」などでもかまいません!
災害時、本当に助かる非常持ち出し袋というものを作り出すためにひとつコメントよろしくお願いします

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