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ストレッチ  『ストレッチの理論 その1』

2010年02月17日 23:45


今まで色々とストレッチの基本的なことについて書いてきましたが、ここでストレッチをしているとき身体はどうなっているのか、なぜ効くのかを生理学的なメカニズムの視点から書いていこうと思います。

ストレッチを行う上でとても大切な理論で、ぜひ覚えておいてもらいたい内容ですが、少々難しい話になるので、興味のある人は読んでみて下さい・・・。




ストレッチをしている時の筋肉というものはどうなっているのでしょうか?

筋肉というものは、直径0.1mmのとても細い筋線維というものが無数に集まってできています。

筋肉の構造
出典:IPA「教育用画像素材集サイト

その筋肉は当然骨に付着しなければいけないので、筋肉の両端が腱になり、骨に付着しているわけです。
(このときの筋肉は骨格筋です。)

筋線維には筋紡錘、腱-筋移行部には腱紡錘という筋や腱の長さ・張力をチェックしているセンサーがあります。

筋紡錘というセンサーは、筋肉が伸ばされた時に「伸ばされてるぞ!」という情報を脊髄に伝える働きがあります。
そして、その情報により脊髄が伸ばされた筋肉に対して、これ以上伸びないよう「縮め!」という命令を反射的に出します。すると筋肉は縮もうとします。

この筋肉が急に伸ばされると、反射的に縮む反応を 『伸張反射』 といいます。

よくわからないな。という人は、膝蓋腱反射を思い出していただきたい。
一度は学校や病院でやったことがあると思います。
椅子に腰掛け、足を90°に曲げた状態で膝のお皿の下を叩くと、足がかってに動いてしまうアレのことです。
アレは、腱を叩くと大腿四頭筋が瞬間的に伸ばされ、伸張反射により大腿四頭筋が縮むことで足が勝手に動くのです。


この伸張反射というのは体にとって必要不可欠なものです。

ゴムを伸ばしていくとある程度のところで重くなるが、さらに伸ばしていくとゴムは切れてしまいます。
ゴムと筋肉の違いは、この伸張反射があるかどうかなのです。
伸張反射があるおかげで筋肉は切れません。(事故のときは別ですよ^^;)

しかし、「それじゃあ伸張反射があったら、筋肉を伸ばすストレッチはできないじゃないか!」と疑問に思うかもしれません。
なのでストレッチでは、この伸張反射を起さないように伸ばす必要があります。


ではどうしたらいいのか?

伸張反射は急にやるから起こるのです。
つまり、ゆっくり伸ばしていけばストレッチもできるわけです

ここで出てくるのが、腱紡錘というセンサー。伸張で作用する筋紡錘とは違い、伸張・収縮ともに作用するのが腱紡錘です。

急に伸ばされると筋紡錘が働き、縮もうとします。
しかし、長い時間のばされたままだと「これ以上伸張に対抗して縮もうとしていると、筋肉が逆に痛んでしまう。」と、腱紡錘が判断して脊髄に伝えます。
すると、脊髄は、筋肉に緩むよう命令を出し、筋肉が緩んで痛むのを回避します。

このように、ゆっくりと伸ばし続けることで伸張反射を起さずにストレッチができるわけです。

ちなみに、腱紡錘がこの判断をし始めるのが20~30秒と言われています。
そのためストレッチをする時間の目安として、30秒くらい伸ばしなさいということが言われているのです


これが、ストレッチの理論です。

今回のストレッチの話はゆっくり伸ばす静的ストレッチングの話です。
次回は動的ストレッチングの理論の説明をしていきます・・・


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