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[薬の話] インフルエンザ ワクチン について

2010年10月28日 23:35

今年もインフルエンザの予防接種の時期がやってきましたね^^

患者さんでもちらほらと「予防接種をした」という方が出てきました。


さて突然ですが、あなたは「インフルエンザワクチン」をうちますか?

というのも、インフルエンザのワクチンについて調べていくと、効果があるという情報と効果がないという情報が混在しているからです。

私はワクチンについての専門家ではないので、どちらが本当だと断言できないのが辛いところです。

なので、ココでは効果があるという意見とないという意見を両方みていき、最後に私的な意見を書かせて頂くというスタイルで進めたいと思います



まずは、インフルエンザにワクチンは効果があるという意見からみていきましょう。

 ◇ 中外製薬 インフルエンザ情報サービス
 ◇ 国立感染症研究所 インフルエンザについて(どちらかというと中立のサイトかもしれません) 
 ◇ 国立感染症研究所 感染症情報センター

↑上に挙げたサイトはインフルエンザワクチンをうちましょうというスタンスのサイトです。

上記のサイトを見てくださったらわかりますが、
なぜ、ワクチンをうったほうがいいのかというと・・・

インフルエンザワクチンの接種を行うことで、インフルエンザによる重篤な合併症や死亡を予防し、健康被害を最小限にとどめることが期待できるから。(と言っています)

特に、高齢者、乳幼児、妊婦、慢性疾患を持つ患者、免疫低下状態の患者などの重篤化しやすいハイリスク(高危険)群に対して有効である。と言っています。



では次に、インフルエンザにワクチンは効果がないという意見です。

注意点 : 批判的な意見というものには、過激な意見やあたかも本当らしく書いてあることも多いです。その点を注意し、すべてを鵜呑みにしないで読んでください。)

 ◇ 日本を守るのに右も左もない(ブログ)
 ◇ たぬき先生のお部屋 インフルエンザ100の質問と回答
 ◇ カンガエルーネット 前橋レポート
 ◇ カンガエルーネット  厚生労働省によるワクチン効果研究の問題点

多分、これら以外のサイトにもまだまだあると思います。

なぜ効果がないのか、要点をまとめると・・・

 ・ 感染経路を通じて小変異を繰り返すインフルエンザウィルスは、ワクチンを製造している間に違う型に変異してしまっている。

 ・ 不活化ワクチンの皮下接種では、感染防御の中心的役割を果たす気道の粘膜免疫や、回復過程に重要である細胞性免疫がほとんど誘導されず、インフルエンザウイルスの感染そのものを防御することはできない。

 ・ 副作用があり、死亡する例もある。

 ・ マスメディアと製薬会社の利益のために行われている。



両方の意見を見て頂きましたが、いかがだったでしょうか?

どちらのいっていることも正しいように感じてしまうが、否定派の方が説得力があり、ついつい信じてしまいそうになりますね(笑)


インフルエンザの型があわなければ効かない。ワクチンうてば絶対にかからないということはない。というのはどちら側も言っています。

ただそれを効果がないというのは難しいところだと私は思います。

予防接種したことにより重症化のリスクを下げることができるなら、効果としては有効だと思います。

ただし、そこに副作用もあるということを認知した上で使用を考えなければいけません。


また、集団接種が義務化されていないということが効かないことと同義ではないです。

どうしても国・医師・製薬会社の関係のせいか、様々な研究や調査の情報が真偽問わずあるので、最終的には任意という形になっています。

なので、最終的な判断は自分で下すしかありません。


最後に、インフルエンザの予防は、うがい手洗いと、十分な栄養や睡眠休息をとり免疫力を低下させないことが基本であることを忘れないようにしてください。

また、ワクチンの効果は免疫力に比例し、過労・ストレス・睡眠不足や不摂生な生活をすれば身体の免疫力そのものが低下するので、ワクチンを接種したから大丈夫と過信することがないよう注意してください。




どうしても、私は専門家ではないのでどっちが正しいとは言えないため、なんとも無責任な形・未完結な感じになっていまいましたm(_ _)m

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