カフェイン中毒にはご注意を

2016年01月19日 19:16

昨年末に20代男性がカフェイン中毒でなくなるという事件がありました。

  カフェインで中毒死

  20代男性 眠気覚まし 飲料常用

 九州地方で今年、眠気覚ましをうたうカフェイン入り清涼飲料水を長期にわたって日常的に飲んでいた20代男性がカフェイン中毒で死亡していたことが、福岡大法医学教室の分析で分かった。胃の内容物にはカフェイン錠剤の可能性がある破片も混じっていたが、同教室は飲料の大量摂取が原因とみている。状況から自殺などの目的で故意に大量服用したのではないという。

 厚生労働省食品安全部は「国内でのカフェイン中毒死は聞いたことがない」としている。カフェイン飲料が強く疑われる中毒死の報告は国内初とみられる。

 男性はカフェイン入り清涼飲料水を、眠気を覚ますため頻繁に飲んでいたという。同様の製品を販売するメーカーは「何本も続けて飲んだり、副作用が強くなるアルコールと一緒に飲んだりするのは避けてほしい」としている。

 国内外で若者を中心に、カフェイン過剰摂取が問題となっている。含有量の多い飲料が販売されている米国では十数件の死亡例が報告されており「国内でも死亡例があるはず」とみる専門家もいた。国内で摂取許容量などの基準はない。

 福岡大法医学教室などによると、男性は24時間営業のガソリンスタンドで深夜から早朝の勤務。帰宅後は夕方まで起きていて、その後に寝て出勤する毎日だった。エナジードリンクと呼ばれるカフェイン入り飲料を多用し、死亡する約1年前から体調不良を訴え、吐いて寝込むことを数回繰り返した。カフェイン中毒症状とみられ、死亡当日も帰宅後に吐いて寝込んでいた。数時間後に家族が気付き、救急搬送したが手遅れだった。飲んだ量がどれくらいかは不明。

 警察の依頼で福岡大の久保真一教授(法医学)が男性の解剖を担当し、カフェイン中毒死と判断し警察に報告した。久保教授によると、男性は持病もなく目立つ異常はなかったが、血中に少量のアルコールが残っていたほか、胃の内容物や血液、尿に高濃度のカフェインが残っていた。事件性がなく遺体は司法解剖の対象ではなかったため、胃に含まれていた錠剤の破片を詳細に調べることはできず、錠剤がどの程度死亡に関与したかは不明という。

  大量摂取、体に負担

 松本俊彦国立精神・神経医療研究センター薬物依存研究部長の話 カフェイン中毒の死亡例は国内では知られていないが、これまでにもあったはずだと思う。カフェインは心臓に作用して心拍数を上げる。利尿作用もあり、脱水気味なのに心臓にむちを入れることになる。疲れている人が大量摂取すると身体への負担が大きい。耐性ができやすく摂取量を増やしていかないと効かなくなるし、作用が切れたときの頭痛などの離脱症状も強くなる。身近なカフェインだが、多量摂取やアルコールとの併用は危険だ

  成人の目安 1日コーヒー3杯分

 カフェイン摂取量 1日の摂取許容量は設定されていないが、内閣府の食品安全委員会によると海外機関が目安として勧告しているのは、健康な成人で1日当たり400ミリグラム(マグカップのコーヒー3杯分)、4〜6歳の子どもでは同45ミリグラム(350ミリリットルのコーラ飲料1缶)風邪薬や眠気防止などの医薬品では1回200ミリグラムで1日500ミリグラムが上限。国内販売のエナジードリンクは多くても200ミリグラム程度だが、海外では300ミリグラム近いものもある。急性作用としてめまいや心拍数の増加、震え、不眠症、下痢、吐き気などが知られている。

      - 中日新聞より引用 -



前の記事「「珈琲の日」のちょっとした続き」でも少し触れましたが、カフェインは、脳にブレーキをかけるアデノシンの働きを抑え、やる気を引き起こすドーパミンやアドレナリンを出させて、脳を興奮させてやる気も高まらせることができます。

しかし、毎日多量のコーヒーを飲み続けると、脳がこれに慣れ(適応し)てしまい、効き目が薄くなってしまいます。

ドーパミンやアドレナリンの感受性が普段でも鈍るようになると、より多くのカフェインを摂取しなければ、普通の状態を維持できなくなり、やる気や集中力が欠けたり、疲れやすくなったりしてしまいます。

これがひどくなれば、今回のような死亡例へと続いてしまします。


カフェインは、コーヒー・紅茶・緑茶・ココア・コーラ・栄養ドリンク・チョコレート・総合感冒薬・鎮痛薬など、意外とさまざまなものに入っています。

知らず知らずのうちに、多く摂っていた。ということもよくあると思います。

今回は、本当に極端に多く飲んでいたということなので普通であれば大丈夫だとは思います。

もし、体調が悪くてこれらの飲料の飲みすぎに心当たりがあれば、一度やめてみるというのも大事なことです。


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