今年のインフルエンザワクチンは高い?

2015年10月10日 21:34

注射器


10月に入って少しずつ寒くなってきましたね^^

こうなってくると、そろそろインフルエンザの話が出てくるわけですが、今年はそのインフルエンザのワクチンの事情が違うようです・・・

  インフルエンザワクチン 今季は大幅値上げへ

 インフルエンザの流行を前に、今シーズンのワクチン接種料金が、昨年より大幅に値上げされそうだ。ワクチン効果を上げようとしたために製造原価が上がり、医療機関への卸価格が、昨年の5割増し程度になったためだ。医療現場からは「効果が上がるどころか、接種する人が減り、流行が起きやすくなるのでは」と危惧する声が相次いでいる。(砂本紅年)

 「本当に困ります」。東京都奥多摩町の診療所長、片倉和彦医師(54)は心配する。医薬品問屋からの卸価格は昨年まで1本(2人分)千数百円だったが、今年は昨年の1.5倍近い2千数百円に値上がり。地域には高齢者施設や知的障害者の施設があり、接種料金は相場より安めの1回2300円で設定していたが、今シーズンは500円値上げしないと難しいという。

 「高くなると、接種を控える人も出てくるだろう。流行するのではないか」

 インフルエンザワクチンはこれまで、季節的に流行を繰り返すA型ウイルス2種類と、B型ウイルス1種類に対応した3価ワクチンだった。このうち、B型のワクチン株(ワクチンのもととなるウイルス)は毎年、専門家による流行予測に基づき、2種類あるうちのどちらか一方を選んでいたが、近年、2種類が混合したウイルスの流行が続き、予測が難しい状況になった。

 このため国は、国立感染症研究所での検討結果に基づき、B型の2種類にも対応した4価ワクチンへの変更を決めた。厚生労働省の担当者は「昨年までより防御範囲が広くなり、重症化が防げると言われている」と説明する。米国などは既に4価ワクチンに移り、世界保健機関(WHO)も推奨するなど、移行は世界的な流れだ

 ワクチンを製造する国内製薬会社は4社のみで、希望小売価格は各社が自由に決められる。ただ、ワクチン株が4種に増えたことで、製造上の原材料コストは増える。第一三共の広報担当者は「製造原価上昇などの理由で、希望小売価格を上げた」と説明する。

 インフルエンザワクチンは、完全に感染を阻止する効果はないが、予防や重症化防止に一定の効果があるとされている。

 重症化のリスクが高い65歳以上の高齢者は定期接種に位置付けられている。費用の助成をしている自治体がほとんどだが、今後、自己負担分が増える可能性も。高齢者以外は任意接種のため、子どもへの助成がある自治体は少なく、親からは「子どもは2回接種が必要。出費が痛い」という声が上がる

 NPO法人「VPD(ワクチンで防げる病気)を知って、子どもを守ろうの会」理事で、小児科医の菅谷明則医師(東京都)は「近年は、A型ウイルスへのワクチン効果が薄れているという指摘があるが、今回はB型への対応だけ。価格上昇分に見合ったインフルエンザ全体に対する効果は期待できない。ワクチン代をもう少し抑えてほしかった」と疑問を呈する。高齢者の接種率は50%前後だが、任意の高齢者以外の接種率はもっと低いとみられる。「接種率を上げるには、国からの公費負担を増やし、できれば無料にする必要がある」と強調する。

 開業医らでつくる全国保険医団体連合会も「接種率の大幅な低下につながる危険性がある」として9月下旬、塩崎恭久厚生労働大臣あてに要望書を提出。ワクチンの卸売価格を調査し、価格上昇分は国庫負担で補填(ほてん)し、接種する人や医療機関、自治体の負担軽減を求めた。

    - 中日新聞より引用 -



うーん、今年はこんなことになっているんですね…。

私はインフルエンザワクチンは打ちませんが(今回はこのあたりの話は割愛します。)、重症化しやすい高齢者や子どもたちはやはり打ったほうがいいと思っているので、この値上げはツライところです。


本文にもあるように、ワクチンを製造する国内製薬会社は4社のみで、希望小売価格は各社が自由に決められるわけですが、今回の値上げ幅は各社横並びみたいです。

医薬品の多くは国が価格を決めることになっていますが、インフルエンザワクチンは保険適用外のため自由な価格設定が認められています。

厚労省は、「価格の指導はしておらず、あくまで自由競争」とするが、現場では「一律の値上げ幅は不自然」と疑問視する声もあがっているようです。

まぁ、どの業界もある程度の企業間のすりあわせというものはあるでしょうし(談合やカルテルとまで言わないもので)、あまり非難はできませんが、接種する人が減ってしまったら本末転倒ですからもう少し考えて欲しいと確かに思いますね。

あとは、自治体次第ですかね。補助金を出すところも出てくるかもしれません。

いずれにしても、景気が回復しきっていないこの情勢では、インフルエンザのワクチンはコストカットしやすい項目のひとつですから心配です。

接種する人が減ることでの大流行だけは起きないでほしいものです。。。


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精油が身体に作用するメカニズム その1

2015年10月01日 00:01

精油はすばらしい効果を持っていますが、「どうやって身体に効いているの?」と疑問に思っているかたもみえるかもしれません。

今回はそのメカニズムを説明していこうと思います


精油は、心と体に効果をもたらす理由はそのメカニズムにあります。

その経路とは・・・

  ① 嗅覚のルート (鼻から大脳へ)
  ② 肺からのルート (鼻から肺へ)
  ③ 皮膚からのルート (皮膚から血管へ)

この3つの経路を通って体内に吸収され、効果を発揮します。

ではひとつずつみてきましょう


  ① 嗅覚のルート (鼻から大脳へ)

私たちは、空気中に漂う精油の香りを鼻から吸って楽しんでいます。

このとき、精油の成分は香りの分子となり、鼻のなかの嗅上皮(きゅうじょうひ)という粘膜に吸収され、嗅細胞を刺激します。

その嗅細胞でキャッチされた香りの情報は、電気信号に変換され、脳の大脳辺縁系という部分に到達します。

大脳辺縁系というのは、感情や食欲・睡眠といった人間の本能的な行動を支配しています。

この大脳辺縁系のまわりには、知的活動を支配している大脳新皮質というもっとも人間らしい働きをするところがあります。

【大脳辺縁系 → 感じる脳】 ・ 【大脳新皮質 → 考える脳】 といったところでしょうか。

たとえば、ラベンダーを見たとき、視覚から「これはラベンダーだ」と大脳新皮質で認識されたあと、「綺麗だ」と大脳辺縁系で感じます。
一方、嗅覚からの情報は、大脳新皮質を経由せず、ダイレクトに大脳辺縁系が刺激され、「いい香り!」と感じるのです。

つまり、視覚・聴覚・触覚などは大脳新皮質→大脳辺縁系という経路をたどりますが、嗅覚はそのまま大脳辺縁系に直行するのです。

そのため、嗅覚は知的な解釈を通さずに、香りを嗅ぐと瞬時に感情がわきあがったり、過去の記憶がフラッシュバックしたりします。


さらに、香りの電気信号は、大脳辺縁系から体の生理機能をコントロールしている視床下部へと伝えられます。

視床下部は、自律神経系・内分泌系・免疫系など体を調節する働きを担っているので、香りをかぐと自律神経が整ったり、ホルモンバランスの乱れが整ったり、免疫力が高まったりするのです。

   001 アロマ1-体に作用するしくみ1

このように、嗅覚のルートから取り込まれる精油の成分は、全身の機能にまで影響を及ぼします。

嗅覚のルートとしては、普通に匂いをかいだり、芳香浴・アロマバスなどで楽しむことができ、元気がない・イライラするなどの心のトラブル や ストレスなどでバランスを崩した指令系統の不調に効果があります


   ≫≫ 次へつづく


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