2014年06月17日 00:14
現代社会では、うつ病などの心の病気が増えました。。。
(増加の原因が、昔より病名がつくようになったからとか、社会の構造がとかの話は今回スルーしますσ(^_^;))
心の問題は難しく、自分では気づいていないことも多いです。
あの子はなにか危ないな。と家族が思ったり、自分がそうではないか。と自分で思っても、どこにいっていいのかわからないこと多いですよね?
意外にあいまいなので、今回は大まかに分けて説明してみようと思います

(明確に線引きされているわけではないのであしからず…)
とりあえず、何科に行けばいいかといえば、、、普通の内科がまずはじめの選択肢でいいと思います。
内科で診察してもらい、身体に内科的、外科的な異常がないとわかれば、精神科や心療内科を紹介してもらえると思います。
心の病気は、外科などの病気と違い、検査してすぐ診断・治療ができるものではありません。
問題を探りながら、少しずつ診断をつけていくものです。
患者さんや家族も、不安を抱えているので、いきなり初対面の医師にすべてをさらけ出すのには、抵抗があるとおもいます。
内科で相談し、ほかの科を紹介してもらってじっくり付き合っていったほうがいいと思いますね。
さて、それではそれぞれの大まかな違いです。
(あくまで大まかな分類ですので、病院などによって違うこともありますので、ご了承ください。)
精神科は、精神疾患の診療を専門とする科であり、医師が診察します。
心療内科はあくまで内科であり、うつ病やストレスなど精神的なものから身体に症状を表したものが対象(胃潰瘍や過呼吸など)です。
カウンセリングは、依頼者の抱える問題・悩みなどに対し、専門的な知識や技術を用いて行われる相談援助のことです。
精神科と心療内科は、医療機関であり、医師が診察して薬を処方します。
それに対して、カウンセリングは、心理カウンセラー(臨床心理士・スクールカウンセラーなど)が対応し、民間資格のため病名の診断や薬の処方はできません。(カウンセラーが医師であればできます。)
医師は、“治療”という面で関わり、薬物療法や精神療法(行動療法・音楽療法など)で患者の病気や症状を治していきます。
一方、カウンセラーは、治療より相談という面で関わり、悩みをじっくりと聞いて、その人に最適な解決方法を一緒に見つけることが仕事になります。
カウンセラーは明確な解決法などは提示せず、悩みや問題を一緒に考え、その過程で自らが自分の可能性に向かって成長していけるように、サポートすることが役目となります。
あくまで大まかな区分で説明をしましたが、どうだったでしょうか。
どっちが優れていると甲乙をつけるものではありません。
医療機関で、診断のもと薬物療法などで症状を緩和し、カウンセリングで、自分自身の解決方法を探っていくのもひとつの手段です。
なかなか一人で解決できるものではないので、専門機関を受診することで、困難な状況の打開にすこしでも繋がるとおもいます^^
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