2013年07月30日 23:53
2013年07月25日 23:14
“ 社会 ”について、自分の心に来たものがあったのでその記事を紹介しておく。。。
健康とはまったく関係ないので、読まなくても全然かまわない。
ただ、これからの社会・政治・教育などに関係する非常に大切なことだと思う。
この記事に書かれている・・・
「教育のない民主主義は無意味」
「科学的な判断力を養わない教育、有名人に面白がって投票する幼稚な政治文化、理性的な判断をしない情報弱者の多さ、民主主義を壊しかねないセンセーショナリズムに陥るメディアなど、日本で観察される問題の悪しき集大成」
「理性と科学に背を向けた行為を続けることは、国政に議席を持つ責任を引き受けた以上、決して許されない」
といった内容の端々が、私が普段思っていることと通じ、それが明快に提議されている。
私はこの記事に出てくる山本太郎氏について賛成も反対もする気もないが、この人の当選によってわかることがあるという記者の意見には、賛同する。
もう一度言うが、“健康”とはまったく関係ないので読まなくてもかまわない。
が、社会の一員である私たちはこういった話もたまには学ぶべきだと思うのだ。
もし、読む気になったなら一読してみていただきたい。。。
【 山本太郎氏当選に思う--噛みしめるべき格言「教育のない民主主義は無意味」 】
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2013年07月15日 20:00
熱中症にならないように、水分摂取をしっかりすることは大切です。
しかしそのとき、なにを飲んで水分を摂取するのかを考えて選ばないと新たな病気になる可能性も…。
そこで、今回は 『 ペットボトル症候群 』 という病気を紹介していこうと思います


暑い季節、喉の渇きをいやすために、ついつい清涼飲料水に手が伸びてしまうし、熱中症予防のためにと言ってスポーツドリンクをがぶがぶと飲んでいる人もみえるかもしれません。
しかし、それらの多くは糖分を多量に含んでおり、気をつけないと『 ペットボトル症候群 』になってしまいます。。。
ペットボトル症候群(正式名:ソフトドリンクケトーシス)とは、糖分の多い清涼飲料水やスポーツドリンクなどを大量に飲み続けることによっておこる急性の糖尿病のこと です。
糖尿病の症状である、身体が重だるい・喉がやたら渇く・体重が減る・尿の量が増えるなどの症状が起き、ひどい場合は意識障害・呼吸困難を起こし、昏睡状態となって救急車で運ばれるケースもあり、最悪死にいたることも…。
私たちの身体は通常、糖分を摂って血液のなかの糖分が高くなると膵臓からインスリンが出ます。
インスリンの働きによって、血液中の糖分をを肝臓や筋肉に取り込み、血液のなかの糖分を正常に戻します。
ペットボトル症候群の場合は、清涼飲料水などの糖分が多い飲み物を大量に摂取することで、急激に血液中の糖分が高くなりすぎ、インスリンの働きが間に合わなくなり、糖分を肝臓や筋肉に取り込めなくなってしまいます。
そうなると、体内の糖分を薄めようと脳が判断して、のどが渇くように感じさせて水分摂取を促し、おしっこの量を増やして正常に戻そうとします。
しかし、のどの渇きをうるおすために清涼飲料水をまた飲んでしまい、さらに血糖値が上昇してしまうという悪循環に陥ってしまうのです。。。
また血糖値が上がると、インスリンの働きが一時的に低下し、肝臓や筋肉に取り込めなくなるので、血液中にはたくさん糖があるのに、エネルギーとして利用されない状態になってしまいます。
すると脳は糖が利用できてないと判断して、代わりに脂肪などを分解してエネルギーを搾り出しますが、インスリンが不足しているので血糖値だけが上昇してしまいます。
こうなると、体重が減少するのに伴い、全身のだるさ・腹痛・嘔吐などの症状が出て、ひどいと意識不明になってしまうのです。。。

“市販で売られているペットボトルの清涼飲料水には、角砂糖が○個分も入っている”
こういった話を一度は聞いたことがあると思います^^
これは本当の話で、清涼飲料水には平均10%程度の糖質が含まれており、500mlなら50gになります。
角砂糖1個は大体5gなので、炭酸飲料なら平均16個程度、そのほかのジュースは平均13個程度、スポーツ飲料にも平均8個程度含まれていることになります。。。
ペットボトル飲料の普及とその手軽さから、知らず知らずのうちに過剰な糖分を摂取することになっていることが多く、熱中症にならないようにとがぶ飲みしていることもあるので注意が必要なのです

患者の多くは10~30代の男性といわれていますが、高齢者も甘さを感じにくくなっていたり、熱中症予防にと一度に大量に飲んだりして、糖分を取りすぎることも多いので気をつけなければいけません。
暑いこの時期、水分を摂ることは大切ですが、ついつい清涼飲料水を摂りがちです
では、ペットボトル症候群にならないためにはどうしたらいいのか…。
まず簡単なことを言えば、のどが渇いたら水やお茶を飲むようにすることです^^
のどの渇きを感じる前に、一日のうちにこまめに水やお茶を補給をすれば、がぶ飲みをする心配はなくなります。
ただ、甘い清涼飲料水が飲みたいときもあるでしょうし、運動の前中後に水分補給として飲むこともあると思います^^;
ここで大切なのは、ペットボトル症候群は“ 甘い飲み物を一気に、また大量に飲むことがいけない ”ということです。
つまり、500ml のペットボトル1本程度なら問題はないです

が、それ以上だと糖分も摂りすぎになるので意識して買わない・飲まないようにしなければいけません。
また、1本程度はイイといいましたが、がぶ飲みをすると一気に血糖値が上がるので、なるべく少しずつ飲むようにすることも大切です。
味は薄くなりますが、1本のスポーツドリンクを2~3倍に薄めて飲むというのもアリですよ。
暑い時期は、知らず知らずのうちに清涼飲料水などを買って飲んでいることも多いです^^;
熱中症対策として水分補給をすることはとっても大切ですが、糖分に気をつけないとペットボトル症候群という怖い病気が待っています。。。
自分で“ なにを飲むか ”を意識して、暑い夏を健康的に乗り越えましょう


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2013年07月10日 23:10
第1章より
気は、体の中すべてに行きわたるべきである。胸の中ひとところに集めてはならない。怒り、悲しみ、憂い、思いなどがあれば、胸中ひとところに気が集まって滞る。<喜ぶ・怒る・憂う・思う・悲しむ・恐れる・驚く> の七情が多過ぎて、気が滞るのは、病気の生じるもとである。
第1章より
人とのかかわりで、喜びや楽しみをあまりひどく現せば、気は広がりすぎて減ってしまう。逆に、自分一人でいて、憂いや悲しみが多ければ、気は結ばれてふさがってしまう。減るのも、ふさがるのも、気の害である。
第1章より
素問(※)で「怒れば気は昇る、喜べば気はゆるむ、悲しめば気は消える、恐れれば気は巡らない、寒ければ気は閉じる、暑ければ気は泄れる、驚けば気は乱れる、労すれば気は減る、思えば気は結ばれる」といっている。百病は、みな気から生じるのである。病とは気を病むことである。
したがって、養生の道は、気を調えることにある。調えるということは、気を和らげ、平らかにすることである。およそ、気を養う方法は、気を減らさないことと、ふさがないことが大切である。気を和らげ、平らかにすれば、この二つの心配はなくなる。
※素問…中国最古の医学書で東洋医学の基本となる本
口語 養生訓 - 原著:貝原益軒 訳註:松宮光伸
東洋医学では、“気”は目に見えない生命エネルギーであり、生き物の基本的な要素として、身体の構造・機能、心の働きを支えているもの。とされています。
健康なときは、“気”はバランスよく体内を循環しています。
しかし、なにかの原因で“気”が消耗したり、増えすぎたり、停滞したりすると、病気になるのです。
そして、その原因は、寒暖などの環境的なものや労働などの肉体的なものだけでなく、精神的なものも“気”に大きな要因となります。
養生訓にも書いてある<喜ぶ・怒る・憂う・思う・悲しむ・恐れる・驚く>の七情も、“気”の循環を妨げる原因となります。
日常生活をしていて、この7つの感情をいっさい起こさないというのは、感情がないということなので逆に病気だと思います。
ここでいう7つの感情は、過度に起こったとき病気の原因となるといっているのです。
例えば、あまりに怒りすぎると“気”が頭に昇りすぎてしまいます。
イライラしているときに脳出血が起こったという話を聞いたことがあるかもしれませんが、それも怒りが過ぎているからです。
また、喜び過ぎて悪いことがあるのか?と思った人もみえると思いますが、コンサートで熱狂的なファンが失神。なんていう話をたまに聞くように、これはまさに喜びが過ぎておこったものです。
逆に躁鬱の躁状態になっているときは、病気から喜び過ぎる状態に身体がなっているともいえます。
このように、感情が過ぎるということは、気に大きな影響を与え、身体の調子を崩す原因になるのです。。。
そこで、貝原益軒先生は、健康でいるために次のようなことを言っています↓
第1章より
心を静かにして騒がしくせず、ゆるやかにして迫らず、気持ちを柔らかにして荒くせず、言葉を少なくして声を高くせず、高笑いせず、つねに心を喜ばせてみだりに怒らず、悲しみを少なくし、元に戻らないことをいつまでも悔やまず、過ちがあったなら一度だけ自分を責めて二度は悔やまず、ただ天命をうけいれて憂えない。これらは、心を養う道である。養生の士は、このようでありたい。
第1章より
養生の術は、まず心の修養をよくつんでそれを実行しなければ、うまく行うことはできない。心を静かにして騒がしくせず、怒りを抑え、欲を少なくし、つねに楽しんで憂えない。これが養生の術における心を守る方法である。
心の修養をせずに養生の術はない。したがって、心を養うのと身を養うのとは、別の二つのことでなく、同じ一つの術なのである。
口語 養生訓 - 原著:貝原益軒 訳註:松宮光伸
難しいことをおっしゃっています^^;
いきなりは、こんな風に感情をコントロールできないかもしれません。
でも、日々の生活のなかで少しずつ修練していくことが大切なのだと思います。
健康に過ごしていくためには、適度に感情をコントロールして“気”を循環させ続けることが必要です。
少しずつでいいので健康のために、現在の『 感情 』というものに目を向け、コントロールするようにしてみてはいかがでしょうか。
それこそ、病は『 気 』から起こるのですから^^
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2013年07月05日 20:40
2007年からGoogleが始めた Google マップ “ ストリートビュー ”。
みなさんも一度は見たことがあるのではないでしょうか?
私は初めてみたとき、本当にその技術と発想に驚かされました^^
世界中のいろいろな場所を通りに立った目の高さで 360 度見渡すことができるんですから。
どこかに行くとき、まえもってその目的地のことがわかるし、自宅にいながら世界各地の道をまるで歩くように見ることができるなんて!
便利であると同時に、見に行くことのできないところまでみることができるワクワクがタマりませんね^^
(今回は、プライバシー問題等については一切触れません。)
さて、そんなGoogle マップの“ ストリートビュー ”で6月28日、「軍艦島」として知られる長崎県長崎市の海底炭坑跡の島・端島の「ストリートビュー」が公開されました。
端島は現在、一部に上陸が認められていますが、Googleでは今回、長崎市の協力により、立入禁止エリアを含めて島全体を撮影されました。
【 長崎端島 - 軍艦島 】
廃墟のなかに、昭和の生活用品が生々しく残っていたりしますね(゚ロ゚;)
絶対に普段見えない、または行けないところはこうやってインターネットを通じて見れるのはすごいことだと思います。
Googleは世界各地の道だけではなく、未来の世代に現代の風化していない姿を伝える資料≪デジタルアーカイブ≫としてストリートビューを撮影するプロジェクトも行っています

最近の日本では、東日本大震災で被害をうけた施設の外観・構内を撮影し、記録・保存・公開を行う取り組みとして、被災地の撮影も行われています。
【 未来へのキオク - 震災遺構デジタルアーカイブプロジェクト 】
今回、軍艦島を紹介しましたが、このほかにも世界各地でこのような撮影の仕方で記録が進んでいます。
日本でも、いろいろなところが≪デジタルアーカイブ≫として残されています。
【 ストリートビュー 日本/ギャラリー 】
屋久島、鳥取砂丘、鎌倉、黒部ダム、日本の各地の城、日本の世界遺産などなど。
名所と呼ばれるところから、なかなか行けないところまで、日本だけでも多くのところを見に行くことができますよ^^
また、「Google アートプロジェクト」と称し、ニューヨーク近代美術館など世界16か所の美術館およびヴェルサイユ宮殿と提携して展示室の作品部分を高解像度で拡大鑑賞できることもやっていたりします。
【 Google アートプロジェクト 】
テレビと違い、まるで自分が歩いているように見ることができるのが、“ ストリートビュー ”の魅力だと思います^^
矢印を押してもなかなかスムーズに移動できなくてイライラすることもありますが(笑)
みなさんも一度、卓上の旅に出てみてはいかがでしょうか?
本物の旅には勝てませんが、行けないところを手軽にみることができるという楽しさは体験できると思いますよー(・ω・)ノ゙
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