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健康になるにはどうしたらいいの? 東洋医学・現代医学・食育・スポーツ・自己啓発・美容など、様々な健康情報を気の向くままに書いていく情報日記。
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2011年04月30日 23:56
驚愕の新事実! 運動はダイエットに向いてないらしい
ダイエットには運動がいいと言われてきた。しかし実際に運動してみたけれど、体重は全く減らなかったという経験はないだろうか? それもそのはず、運動は体重を減らすのには向いておらず、場合によっては体重の増加をもたらすことさえあるのだ。
これは米ニュース雑誌「TIME」によって紹介され、世界に衝撃を与えている。TIMEによると、確かに運動はカロリーを消費し、そしてカロリーの消費は体重の減少をもたらすのだが、運動にはある問題がある。それは私たちを空腹にしてしまうこと。
みなさんも経験があると思うが、人は運動後お腹が減り、いつもより食べ物を食べてしまう。また、運動したという達成感からも普段以上に食べてしまい、これが運動で消費したカロリーをあっという間に帳消しにする。場合によっては、運動で消費した以上のカロリーを食べ物から摂取してしまうことも。
これを示す例として、TIMEは科学雑誌「PLoS ONE」とティモシー・チャーチ博士が共同で行った実験を紹介している。
彼らは普段運動しない464人の肥満女性を対象に、次のような実験を行った。
1)464人を4つのグループに分ける。
2)グループAには専属トレーナーと共に一週間に72分、グループBには一週間に136分、グループCには一週間に194分運動してもらう。グループDは今までどおりの運動量を維持してもらう。
3)4グループとも食習慣は変えず、また一ヶ月ごとに健康診断アンケートに答えてもらう。
4)この生活を6ヶ月間続けてもらう。
6ヵ月後、平均してすべてのグループで体重が減っていたのだが、体重が減った量に関して、グループA、B、CとグループDにそれほど大差がなかったのだ。グループDの体重が減った理由としては、定期的な健康アンケートによって、被験者が自分が食べているものを意識し始め、その結果被験者の食べる量が減ったからだと予測されている。
また、すべてのグループに実験前より体重が増えた人がおり、中には10ポンド(約4.5キログラム)以上太った人たちもいた。つまり運動を始めたことによって、たくさんの人が実験前より多くの食事をとるようになった、もしくは運動したご褒美として実験前より家で動かなくなったということだ。チャーチ博士はこの現象を「compensation(代償作用)」と呼んでいる。
だが、そうやって自分の中にある欲望に負けるのは、ダイエットの意志が弱いからだという人もいるかもしれない。しかし、心理学上人間は自分の欲望を長期間抑えることができないのだ。2000年に心理学者のマーク・ムレイブン氏とロイ・バウマイスター氏が発表した論文によると、人の自制心は筋肉に似ているらしい。なぜなら自制心も使った後は弱くなるから。
よって、ダイエットのために自分を奮い立たせて1時間ジョギングをしても、その後自制心は低下し、お昼はサラダではなく自分の好きな脂っこい食べ物や甘い食べ物をついつい食べてしまうのだ。
その一方で、運動をすれば脂肪が筋肉に変わり、そして筋肉が増えれば基礎代謝が上がるのではという声もあるだろう。確かに、筋肉の増加によって基礎代謝量は増えるのだが、2001年にコロンビア大学が割り出した数値によると、1パウンド(約0.45キログラム)の筋肉は1日に6キロカロリー、1パウンドの脂肪は1日に2キロカロリーを基礎代謝として消費している。
つまり、頑張って10パウンド(約4.5キログラム)の脂肪を筋肉に変えたとしても、1日の基礎代謝量は40キロカロリー(バター小さじ一杯分)しか増えないのだ。
それでは、運動には全くメリットはないのだろうか? もちろんそういうことはない。むしろ運動をすると、心臓が強くなったり、ガンや糖尿病などの様々な病気にかかりにくくなったり、精神的なストレスも解消されたりと、それがもたらす健康効果は非常に大きい。ただ運動は体重を減らすのには向いていないというだけ。
では、体重を減らすのにはどうしたらいいのか? TIMEによると、何を食べるかに気を遣いなさいとのこと。意外とシンプルな答えが待っていた……
(文=田代大一朗)
ロケットニュース24より引用
2011年04月25日 23:58
2011年04月22日 23:45
2011年04月19日 23:56
養生訓 - 第3巻より
食事をするときには、五つの思い、すなわち「五思」を忘れてはならない。
一つには、この食事が誰のおかげかを思い浮かべなければならない。幼少のときには父の養いを受け、長じては君主の恩による。これを思って、忘れてはならない。あるいは君主や父ではなく、兄弟、親族、他人の養いを受けることもある。これまた、食の来るところを思って、その恵みを忘れてはならない。農・工・商の自力で食べていける者も、国の恩を思うべきである。
二つには、この食事はもともと農夫の勤労によって作り出されてたものであり、その苦しみを思いやるべきである。忘れてはならない。自ら耕さず、安楽にしていながら養いを受けていることを嬉しく思いなさい。
三つには、自分の才知も正しく行ないもなく、君主を助けたり民を治めたりする功もないのに、おいしい食事を受けるのは、誠に幸せなことである、と思うこと。
四つには、世の中には自分よりも貧しい人も多く、ひどい食事すら満足に食べられなかったり、あるいは飢えて死んでしまう人もいる。自分は米を十分に食べ、飢餓の心配もない。これは、多いな幸いではなかろうか。
五つには、大昔のことを思いなさい。大昔には、今、我々が食べているような穀物もなく、草木の実や根や葉を食べて飢えを免れていた。その後穀物ができても、火を通すことを知らず、釜や蒸し器もなく、煮炊きして食べてはいなかった。生のままで噛む食物は味わいなく、胃腸も損なわれるであろう。今、白い米を軟らかく炊いて、食べたいだけ食べ、しかも羹(あつもの:野菜や魚肉などを入れて作った熱い吸い物)その他のおかずがあって、朝夕の食事を堪能している。さらには、酒まであって心を楽しませ、“気血”を助けている。
そこで、朝夕食事をするたびに、この「五思」のうち一つでも二つでも代わるがわる思い巡らし、忘れないようにしなさい。そうしていれば、日々楽しみもその中にあることになろう。
以上は愚生の憶説である。思慮もなくここに記した。僧家には、食事をするときの「五観」というものがあるが、それと同じではない。
口語 養生訓 - 原著:貝原益軒 訳註:松宮光伸
2011年04月16日 22:34
15歳未満で初の脳死判定 家族が承諾、臓器移植へ
日本臓器移植ネットワークは12日、関東甲信越地方の病院で交通事故による頭部外傷の治療を受けていた10~15歳未満の男子が、家族の承諾により改正臓器移植法に基づく脳死と判定されたと発表した。男子は書面などで提供の意思表示はしておらず、家族が「彼の身体を役立てることが彼の願いに沿うこと」などとして承諾した。
昨年7月の改正移植法の施行後、脳死下の臓器移植は42例目で、15歳未満の子どもが臓器提供者(ドナー)となるのは初めて。また家族承諾による提供は39例目。移植ネットは、待機患者の中から優先度の高い患者を選定し、移植の準備を進めている。
移植ネットによると、主治医は8日、男子が回復の見込みのない状態で、臓器提供の機会があることを家族に伝えた。9日と11日の2回、移植ネットのコーディネーターらが父母ときょうだいの家族3人に計3時間半にわたって説明し、11日午前11時半に家族の総意として承諾した。
1回目の脳死判定は11日午後8時25分に行われた。子どもの脳死判定は6歳以上は6時間以上の間隔を空けることになっており、12日午前7時35分すぎに、2回目の判定で法的な脳死と判断された。
家族が承諾した摘出臓器は心臓、肺、肝臓、腎臓、膵臓(すいぞう)、小腸。摘出チームの医師は12日午後11時ごろ病院に集まり、翌13日午前4時ごろから摘出が始まる予定。
同法では、虐待を受けた疑いのある18歳未満の子どもは提供対象者とならない。移植ネットによると、同病院は虐待防止委員会を設置し、医学的に虐待の疑いがないと判断した。ただ、虐待判定の中身については「判定は医学的で病院に虐待がないことを確認した」との説明にとどまった。
移植ネットは、家族の「個人が特定される」との意向で、男子が交通事故にあった時期や入院した病院名などを公表しなかった。
移植法改正前は、法的に遺言ができるのは15歳以上で、15歳未満の子どもは提供の意思表示は認められず、ドナーになることはできなかった。法改正で、年齢制限が撤廃され、子どもを含め、生前に書面などで拒否していなければ、本人の意思表示が不明でも家族の承諾で提供が可能になった。
「すべての手術成功うれしい」 脳死臓器提供の男子家族
改正臓器移植法に基づく初の15歳未満からの脳死臓器提供による移植手術が終了したことを受け、提供者となった男子の家族が15日、「すべての移植手術が成功してうれしい」などと心境をつづったコメントを日本臓器移植ネットワークを通じて発表した。
コメントでは「私たち家族の気持ちが、移植に携わった方々によって、レシピエント(移植患者)に伝えてもらえたこともうれしかった」と述べている。移植手術がすべて終わった14日夜、家族がケアに当たっている移植コーディネーターにコメント発表を申し出たという。
男子は10歳以上15歳未満で、交通事故で頭に重いけがを負って関東甲信越地方の病院に入院。家族の承諾により12日、法的に脳死と判定された。心臓、肺、肝臓、膵臓、腎臓が摘出され、計5人の患者に移植された。
家族のコメント全文は次の通り。
「すべての移植手術が成功したことをお聞きして、うれしく思っています。私たち家族の気持ちが、移植に携わった方々によって、レシピエントに伝えていただけたこともとてもうれしかったです。そして、本当ならレシピエントのことについて直接は知ることのできない立場の私たちですが、テレビや新聞などを通じて、レシピエントのお気持ちを知ることができたのでよかったです。また、これまでのテレビや新聞などの報道は、私たち家族の意向(匿名性)を十分に配慮していただいているので安心しております」
- 中日新聞より引用 -
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