2013年04月30日 00:01
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2013年11月25日 22:25
鍼灸師の社会的役割とはなにか。。。
よくこのことを考えます。
そこで考えて行き着くのは、今のところコレです。
『 社会の縁の下の力持ち 』
人を治療して、縁の下の力持ちとして社会に貢献する。
私たちの仕事はこのようなものだと思います。
私たちは心身ともに治療することができます。
治療院にきた患者さんを、鍼灸の技術・その他の施術法・健康の知識など、すべてを用いて身体や心を治療することができれば、その人がさらに社会に貢献してくれます。
労働者 … 仕事が長く続けられる
高齢者 … 病気を予防すれば、健康で長生きでき、医療費も抑えれる
介護者 … 日頃の負担を解消できる
妊娠・出産 … 不妊治療から出産までサポートできる
小児 … 夜鳴きなど情緒不安定を解消し親子の健康を支える などなど
こうなれば、社会全体が良いほうに進みます。
私たち鍼灸師は、自分たちのしたいこと・しなくてはいけないことをさせてあげるようにすることだと思うのです。
だが、これも鍼灸のことを知らなければ、治療に行くことはありません。
治療にくることがなければ、私たちは治療できません…。
選択する自由があるのが、現代の社会だと思います。
病院に行ったり、歯医者に行ったり、鍼灸院に行ったり。
そのときの自分の症状にあわせて、選んで色んなところに行けることは素晴らしいことです。
ですが、知らなければ行くという選択肢すらないのです。
特にいまの若い世代は、“鍼灸”という言葉を知らない人も多いです。
若いときは健康で病気知らずの人が多いので、病院・鍼灸院というものは無縁だから仕方が無いですが、一般的に認知率が下がっているような気がします。
こうなったのは、私たち鍼灸師が広報活動をあまりしてこなかったからだとも思いますが、“縁の下の力持ち”をしている身としては、知らないのは人生において損をしていると思ってしまいます。
ちょっと脱線してしまいました^^;
つまり、社会で疲れたり病気になっても、ひとつのストッパーとして、鍼灸はあるのです。
私が社会を支えているなんていう、おこがましい考えはないですが、鍼灸というものが社会を支える一端を担っているのは間違いないと思います。
多くの人にこのことを知ってもらえたら嬉しいな。と思う今日この頃でした。。。
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2014年10月20日 23:17
人間は、必ず老いて死んでいきます。
老いというものからは逃げられないものですよね。
では、“ 老い ”とはどのようなものなのか…
昔は、歳をとっていくとこのように、緩やかな坂道を下るように老いていくものだと思っていました。

しかし、長いこと高齢者の患者さんの話を細かく聞いているうちに、違うことに気づきました。
どうも患者さんの話をまとめると、老いとはこのようなものらしいのです↓

それまで健康だったのに、ある年・ある月・ある日を境にガクンと落ち込むのです。
病気になった、怪我をしたなどがキッカケになることもありますが、思うように身体が動かない、身体が重だるい、昔出来てたことができないなどということが、急に感じるようになるそうです。
人によって、この落ち込み方は大なり小なりあるようですが、多くの患者さんはこう言われます。
(まぁ治療院に来る人のみの話なので、本当に元気で治療院にこない人たちはこうではないかもしれませんがf^_^;)
確かに、筋肉は使っていなければ、徐々に落ちていきますし、ゆっくり弱っていっているんですが、自覚できる、または表面に出てくるときは、こういう風にガクッと出てきます
病や体調の悪さというのも、急にきて、それが老いを助長させるのも確かですね。
だからこそ、このガクンとした落ち込み方を、いかに無くすか、小さくするかが大切だと思います。
それは、常に身体に気を配り、整えておくことにつきます。
鍼灸やマッサージなどで身体を整えてもいいですし、食や散歩などの生活面を見直してもいいです。
老いないというのは無理です、いままで人間はみな生まれて死んでいるのですから。
必ず右肩下がりに衰えて死んでいきます。
なので、この衰え方をいかになだらかにするのかが大切なのだと思います。
自分なりの方法でいいので、一度老い方に目を向けて、自分の身体を見つめ直してみてください。。。
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