fc2ブログ

発酵食品の世界-2  発酵食品の魅力

2011年09月05日 00:37

  「発酵の世界-1」のつづき


発酵食品は、微生物たちが作り出したおいしくて人間にとって有益なものです

とはいっても、どう人間にとって有益なのか、疑問に思った方もみえたと思います。。。

そんなわけで、今回は 「 発酵食品の魅力 」 について話してきますね




発酵食品の大きな特徴・魅力は3つあります。


まずは、“ 保存がきくこと ” です。

発酵食品は、同じ食材でも発酵した食材は腐りにくいという特徴をもっています。

これは、発酵菌によって、腐敗菌をはじめとするその他の菌の増殖が抑えられ、腐敗しにくくなるからです。

いまよりも食べ物の保存が死活問題だった古人にとって、発酵させるということは生きていく上で欠かせないことだったはず。

そのため、世界中の多くの民族が 「 発酵 」 という技術を持っており、さまざまな食品を発酵食品へと変化させて、保存していたのです。

みそ・ヨーグルト・チーズ・漬物・パンなどなど、すぐに腐るものを発酵食品に変えて、長持ちさせていたわけです^^



2つめは、発酵食品がもつ “ 独特の匂いと味 ” です。

発酵食品というものは、大抵、とても独特な匂いと味を醸し出します。

牛乳を発酵させたチーズやヨーグルトのクセのある味。
煮た大豆を発酵させた納豆の独特の匂いと味。
大麦から作られるウィスキーの芳醇な香り。
小麦粉を発酵させてできる焼きたてパンの甘く香ばしい香り。
魚を発酵させてできるくさややシュールストレミングの強烈な匂いと味。

元の食材とは、まったく違う味や匂いを持つようになるわけです。

では、どうして発酵食品はこんなに独特な匂いと味になるのでしょうか?

発酵を行う微生物たちは食材に付着すると増殖し、代謝物質を出して、もとの食材の成分を分解していきます。

このとき、食材の成分が分解されることで、 「 うま味 」 「 酸味 」 が作り出され、味を際出させ、深みが与えられるのです。

また、代謝物質の中に個性的な独特の匂いを作り出すものもいます。

このようにして、発酵食品は、もとの食材にないうま味や酸味などの複雑な風味、独特の匂いをもつのです。

最近、巷に多くある加工食品ですが、それに含まれる化学調味料の味だけに慣れてしまうと、単一の味だけを感じるようになってしまいます。

味覚・嗅覚を育てるという意味でも、発酵食品のもつ複雑な風味や独特の匂いがとてもイイのです



3つめは、“ 栄養価が高く、吸収がよい ” ということです。

同じ食材でも、発酵させたもののほうが栄養価が高く、少量で効率よく摂取することができます

その秘密はやっぱり、微生物。

発酵中、微生物は、必須アミノ酸やビタミン類などをどんどん産生すると共に、大きなものを細かく分解してくれるのです。

微生物たちも生きているため、分裂や増殖をしながら、子孫を生み出します。

その子孫が安定して増えるために、さまざまな栄養素を作り出し、大きくて吸収しにくいものを分解しているのです。

これが、発酵食品の栄養価が高く、少量で効率よく摂取することができる秘密です^^

また、もとの食材では食べれないものを食べれるようにしてくれるという特徴もあります。

例えば、牛乳を飲むとお腹がゴロゴロなってしまう人は牛乳に含まれる乳糖が分解できないために起こるのですが、発酵食品であるヨーグルトは、微生物によって乳糖が分解されているため、安心して食べることができるのです。

その他にも変わったものでは、フグの卵巣のヌカ漬というフグの猛毒を無毒にしたものもあるから驚きです。

このように、食べれないor食べにくいものを栄養価を高めながら、食べることができるのです。





その他にも、色々な魅力がありますが、大きくこの3つが発酵食品の魅力といえます^^

発酵食品は、身近になりすぎているため、気づかない・当たり前といったものになっています。

再度、発酵食品というものを見つめなおしてみて、よく味わってみてはいかがでしょうか?

それは、よりよい健康生活に必ず繋がるはずですから…


↓役に立った・わかりやすかったなど、よかったらポチッとヨロシクお願いしますm(_ _)m
 にほんブログ村 健康ブログへ

発酵食品の世界-3  発酵食品いろいろ。

2011年09月14日 01:06

発酵食品とは?」「発酵食品の魅力」のつづき



発酵食品というものについて、すこしはわかっていただけたでしょうか?

発酵食品は、酵母・カビ・細菌などの微生物やそれらの酵素が、人間にとって有益な物質を作り出してできた食品であり、①保存がきく  ②独特の匂いと味をもっている  ③栄養価が高く、吸収がよい  という特徴を持っている。ということでしたね^^

そんな発酵食品はとても歴史が古く、世界各国でさまざまな発酵食品が生み出され、その食文化が脈々と受け継がれてきました。

今回は、「世界中にある発酵食品の数々」 を採りあげてみようと思います



【 調味料 】

 ◎ 醤油  … 大豆を発酵。
 ◎ 味噌  … 大豆を発酵。
 ◎ 鰹節  … 大豆を発酵。
 ◎  酢    … 米・大麦・果物などなどを発酵。
 ◎ みりん … もち米などを発酵。


【 酒 】 

 ◎ ビール … 大麦の麦芽をビール酵母で発酵。
 ◎ 日本酒 …米を麹菌と清酒酵母で発酵。
 ◎ ワイン … 葡萄をワイン酵母で発酵。 
 ◎ ウィスキー … 大麦やライ麦、トウモロコシなどを発酵。
 ◎ 甘酒 … 米を発酵。
 ○ その他、焼酎・泡盛・ブランデー・スピリッツ・マッコリなど


【 茶 】

 ◎ 紅茶 … 微生物ではなく、茶葉に含まれる酵素による酸化発酵。
 ◎ 烏龍茶 … 茶葉を発酵。


【 酪農製品 】

 ◎ ヨーグルト … 牛乳や豆乳を乳酸菌で発酵。
 ◎ チーズ … 牛乳や豆乳を乳酸菌で発酵。
 ◎ 発酵バター … 牛乳を乳酸菌で発酵。


【 野菜・果実 】

 ◎ 漬物 … 野菜を発酵(日本)。(塩漬け・味噌漬け・酢漬け・粕漬け・糠漬けなど)
 ◎ キムチ … 野菜を発酵(韓国)。
 ◎ ピクルス … 野菜を発酵(ヨーロッパ)。
 ◎ ナタ・デ・ココ … ココナッツを醗酵
 ◎ バニラ … バニラの種子を発酵。


【 穀物 】

 ◎ 納豆 … 大豆を発酵。 東アジア・東南アジアなど
 ◎ パン … 小麦を発酵。
 ◎ ナン・チャパティ … 小麦を発酵。たも
 ◎ 臭豆腐(中国)・豆腐よう(沖縄) … 豆腐を発酵。
 ◎ テンペ … 大豆を発酵。


【 魚介類 】

 ◎ くさや … 発酵したくさや液に魚をつけ込み干した干物。
 ◎ 魚醤 … 魚を使った醤油。(しょっつる・ナンプラー・ニョクマムなど)
 ◎ 塩辛 … 魚介類を内臓と一緒に発酵。
 ◎ なれずし … 川魚を塩と米飯で発酵。
 ◎ アンチョビ … 魚介類を発酵。
 ◎ ホンオフェ … エイを自然発酵。
 ◎ シュールストレミング … ニシンを発酵。
 ○ その他、ハタハタ寿司・ふぐ卵巣糠漬け・鮭の紅葉漬・粕漬け・麹漬けなどなど。


【 鳥 】

 ◎ キビヤック … 海鳥を発酵(イヌイット)。



 
どうですか

「えっ、そんなものまで発酵食品だったの?」 と、思うものもあったのではないでしょうか^^

これでも、発酵食品の一部に過ぎません。

チーズと一口にいっても色々な種類があるし、日本の限られた地方にだけある発酵食品なんかもあります。

今回はこれをみて、「本当に私たちの食生活の中に浸透して、気づかぬうちに毎日口にしているんだ!」ということを感じていただければいいかと思います^^



ここまで、発酵食品とはどんなものかという概要を書いてきました。。。

次からは、いろいろな発酵食品を個別にみていきましょう


↓役に立った・わかりやすかったなど、よかったらポチッとヨロシクお願いしますm(_ _)m
 にほんブログ村 健康ブログへ

発酵食品の世界-4  おすすめ書籍

2011年09月27日 21:36

ここまで 「 発酵食品 」 というものをざっくりと説明してきました

なんとなく発酵食品が食べたくなった、と少しでも思っていただけたなら幸いです^^

これから、さまざまな発酵食品を個々に見ていこうと思っていますが・・・

ここで、発酵食品に関する、オススメの書籍を紹介しておこうかと思います




まずは、小泉武夫著作の 『 発酵食品礼讃 』 をオススメします!

発酵食品礼讃 (文春新書 (076))発酵食品礼讃 (文春新書 (076))
(1999/11)
小泉 武夫

商品詳細を見る

この本は、発酵の基本説明から世界各地の発酵食品の解説まで、ポイントを押さえた内容になっています。

この本を読めば、発酵食品とはどんなものなのか、ということが大体わかるようになっており、発酵学入門書として最適だと思います。

この本を書いているのは、発酵学の世界では有名な “ 小泉 武夫 ” 氏です

小泉武夫さんは、発酵博士・食の冒険家・味覚人飛行物体などの異名を持つ発酵学の権威。

私は、小泉武夫さんのユーモラスな人柄・独特のしゃべり口・思わず食べたくなるような表現力・尽きない食品への探求心などを持つ、この人の話を聞いて、どっぷりと発酵食品の世界に引き込まれました^^

話だけでなく、書籍も100冊以上執筆しており、文筆家ともいえます。

この「発酵食品礼讃」の他にも・・・・・・、美容にスポットを当てた女性向け発酵食品本である 『 発酵美人 ~食べるほどに美しく~ 』 や 小さなお子さんと一緒に読める絵本チックな 『 わが輩は発酵仮面である! 』 もオススメですね

小泉武夫さんが発酵食品について楽しく語ってくれるラジオ音源がありましたから、よろしければどうぞ~
 




そして、もうひとつは 『 もやしもん 』 です

もやしもん(1) (イブニングKC (106))もやしもん(1) (イブニングKC (106))
(2005/05/23)
石川 雅之

商品詳細を見る


手っ取り早く、かつ面白く、発酵について学ぶことができる本はコレが一番だと思います

菌が見える特殊能力を持つ、もやし(種麹)屋の次男坊、沢木惣右衛門直保。彼は東京の某農大に入学する。農大を舞台に、沢木と研究室その他の仲間達、そして菌が活躍したりしなかったりのキャンパスライフ。

・・・という内容説明がされていますが、発酵食品について、ものすごく深く、分かりやすく書いてあります。

一度、目を通せば、ざっくりと発酵食品の魅力に触れることができるのです!

そして、マンガの欄外や内容を深く読み込んでいけば、かなりの発酵食品マニアになること間違いなしです^^

普段知らないことを分かりやすく、かつ楽しく学べるのは、マンガの良いところだと思います。。。

あまりマンガを読まない人も、一度読んでみてはいかがでしょうか?



以上、発酵食品に関するオススメ書籍の紹介でした^^

魅力が伝えきれない自分の文才が恨めしいですが、ほんとに分かりやすく発酵を学べる書籍です。

もし、興味が湧きましたら一度手にとって見てください、ほんとオススメの書籍ですよ

↓役に立った・わかりやすかったなど、よかったらポチッとヨロシクお願いしますm(_ _)m
 にほんブログ村 健康ブログへ

今日は「紅茶の日」。

2011年11月01日 22:11

cts-tea05-2.jpg

10月1日は、「珈琲の日」でしたが、調べてみると 「紅茶の日」 は11月1日でした^^

ということで、今回は “ 紅茶と健康 ” について簡単にまとめてみようと思います



その前に、『 紅茶の基礎知識 』 をおさらいしておきましょう^^


紅茶は、摘み取った茶の葉と芽を乾燥させ、もみ込んで完全発酵させたものです。

紅茶とひとくちに言っても、産地が豊富で、様々な種類があります。

売られている紅茶も 「産地の名前がそのままついた紅茶」、「ブレンドされた紅茶」、「紅茶以外の香りをつけたフレーバーティー」 などがあり、色々な紅茶を楽しむことができます。

(※ちょっとした豆知識 : 紅茶も烏龍茶も緑茶もみんな「カメリア・シネンシス」の木の葉っぱからできています。違いはその茶葉の発酵の度合いで、完全に発酵させたもの=紅茶  半発酵させたもの=烏龍茶  発酵させない=緑茶 となります


しかし、色々な紅茶があるので、紅茶の種類によって効果に差が出ることもあり、研究がされにくいのです。

“熱帯産のアッサム種で作った紅茶と温帯の中国種で作った紅茶では総ポリフェノール量や発酵(酸化)の度合いによるカテキンの酸化度合いによるポリフェノールの種類が大きく異なる。そして大部分のカテキン重合体(テアルビジン)はその化学構造が未解明である。したがって一口に紅茶と括って化学的な議論をすることが困難である。

その点緑茶にもさまざまな種類があるものの、主力4種のカテキンがキッチリ解明されており、各々が大量に取り出され、分析も容易であり、抗酸化力はじめさまざまな効能が正確に調べられている。一般論としては緑茶抽出液と紅茶抽出液の比較では緑茶のほうが勝るとする論文が多い。

しかし世界中で消費される茶の8割近くが紅茶であり、その飲用が人の健康に良いということが言えれば、僅かな力価の差は別次元の喜ばしい事柄である。   - 日本紅茶協会より引用 - ”

とはいえ、ちゃんと紅茶を飲むことでの効能が複数、解っています。

このようなことをちょっと頭に入れておきながら、紅茶の効能をこれから見ていきましょう




 ◎ 酸化防止効果

紅茶に含まれるタンニンやテアフラビンなどのポリフェノールによる効果です。
老化とは酸化することであり、その酸化を引き起こす原因のひとつが活性酸素です。
活性酸素は、 遺伝子を形成する核酸を酸化させて変質させ、がん細胞などを発生させる ・ 細胞膜に含まれる不飽和脂肪酸を酸化させて、過酸化脂質を作り、細胞や組織を破壊する ・ 老化色素と言われるリボフスチンを作り、細胞の動きを止める  などの影響を与えることがわかっています。
なので、紅茶に含まれるタンニンやテアフラビンなどのポリフェノールによって、酸化を防止すれば、活性酸素によって引き起こされる生活習慣病の予防,老化の抑制(例えば老人性シミの発生防止,血管の組織がもろくなるのを防ぐなど)、メラニン色素生成を防ぐ美容などの効果が期待できます。


 ◎ ダイエット効果

紅茶に含まれるカテキンには糖分分解酵素の阻害作用があります。
糖分を分解する働きを抑えて、小腸での糖質の消化を遅らせ、吸収しにくくします。
また、脂肪吸収抑制作用もあり、これらがダイエットに効果的だといわれています。

しかし、紅茶を飲むのに砂糖やミルクを大量に加えたり、甘いものを大量に食べては、いくらダイエット効果があるとはいえ、ダイエットすることは困難なのであしからず…^^
 

 ◎ 抗菌作用・風邪予防

紅茶には、ボツリヌス菌やコレラ菌など食中毒菌の“殺菌効果”があり、インフルエンザウィルスの感染力を失わせる作用などの“抗菌作用”が強いです。
風邪の予防になるほか、喉が痛む時に紅茶でうがいすることも良いをされます。

また、茶ポリフェノールは乳酸菌やビフィズス菌など体に必要な菌には影響を及ぼさないので、腸内の善玉菌が増え、便秘と下痢の双方に効果があります。胃炎や胃がんの原因菌といわれるピロリ菌に対する殺菌性も認められています。

(紅茶は大抵どこでも入手可能なので、衛生状態の悪い国を旅行する時には、できるだけ飲用するといいかもしれませんね^^)


 ◎ 集中力アップ

紅茶に含まれるL-テアニンとカフェインが集中力を高める、という研究結果が出ました。

オランダの研究者がお茶全般に含まれるL-テアニンというアミノ酸と1杯の紅茶に含まれる量のカフェインの効果を調べるため、44人の若者を被験者として行った実験によって、紅茶の中からで見つかった化学成分が精神面によい効果があるということを発見を「the journal Nutritional Neuroscience」誌上にて発表されました。
有効成分の効果は著しく現れ、偽薬(プラシーボ)を投与された群と比較して、紅茶を飲んで20~70分経過した後に様々な作業を並行して行わせたところ、その正確さが紅茶を飲まなかった群と比べて高く、また紅茶を飲むことで疲労が軽減される効果や動作の素早さも高められたそうです。

研究者たちは実験の結果を踏まえ、「これらの結果は、L-テアニンとカフェインのコンビネーションが、きつい作業や困難な作業に対して集中力を発揮することを助ける、という可能性を示唆しています。」とコメントしています。


 ◎ 疲労回復やストレスの解消などカフェインによる効果

紅茶にも含まれるカフェインには、疲労回復、ストレスの解消、覚醒作用、リラックス効果、利尿作用、肝臓がん予防・肝機能向上、Ⅱ型糖尿病の予防、脂肪分解促進などがあります。

また、紅茶に含まれるテアニンがカフェインの作用を抑制し、お湯の中でタンニンとカフェインが結合して体内に取り込まれるので、コーヒーに比べると穏やかに作用します。
そのため、覚醒効果よりも鎮静作用のほうがでやすいとされます。


 ◎ ミネラル補給

ミネラルは、人体の機能調節や維持に欠かすことができない栄養素ですが、体外から取り込むしかないものがほとんどです。
ミネラルをバランスよく適量摂取できていれば、身体の機能も正常に保つことができます。
そして、紅茶は製茶過程でミネラルが減ることが無いので、どの紅茶にも多くのミネラルが含まれています。
カリウム、カルシウム、ナトリウム、亜鉛、銅、マンガン、ニッケル、モリブデン、セレンなどなど。


 ◎ 歯垢防止効果

紅茶に含まれるカテキンやテアフラビンには、歯垢合成酵素阻害作用があるので、食後の紅茶うがいによって歯垢防止効果があります。
しかし、虫歯菌自体に対する殺菌作用はそれほど強くないので、歯磨きは必須です。。。

また、茶の葉にはフッ素が多く含まれており、中でも紅茶が最も多く、歯のエナメル質の強化に役立つとされます。


 ◎ 消臭効果

直接飲むことでの効果ではありませんが、悪臭は健康に影響してきます。

茶葉による消臭効果は古くから知られており、色々なところで使うことができます。
使用後の茶殻も未使用の茶葉でも効果は同じですが、再利用するには、まず抽出後の紅茶をよく乾燥させましょう。
(もし、茶葉を乾燥させるのが手間な場合は、そのまま三角コーナーの生ごみに入れれば、生ごみの消臭に効果がありますし、茶葉を抽出後、レンジに1分ほどかけて、数分入れておくとレンジの中の消臭にもなります。)

ガーゼやストッキングなどにくるんで、冷蔵庫・下駄箱・靴の中・押入・戸棚・衣装ケースなどに入れれば、茶葉が乾燥剤、脱臭剤の役目をしてくれます。
きれいな袋や容器にいれて、玄関・トイレ・ペットの臭いの気になる部屋などに飾っておくと、おしゃれなインテリアにもなります。
約1、2週間程は効果が持続するので、その後はこまめに取替えたほうがいいです。

また、茶ポリフェノールは新築家屋の建材から出るホルムアルデヒドをよく吸着するので、たくさん部屋に置くことでシックハウス症候群の予防にも役立ちます。






珈琲のところでもいいましたが、紅茶もあくまで嗜好品です。。。

好き嫌いで選ぶものであって、効果を目的として飲むものではありません。

好きなように飲んで頂いてOKなのです


ちょっとした効果や作用を知っていれば、自分なりの飲み方に幅をつくることができますし、どうせ飲むなら、いろいろなことを知っていた方がいいのではと思います^^

自分の生活に合わせて、楽しんで紅茶を飲みましょう


↓役に立った・わかりやすかったなど、よかったらポチッとヨロシクお願いしますm(_ _)m
 にほんブログ村 健康ブログへ

銀杏の食べすぎには注意。

2011年11月07日 23:26

   ぎんなん

紅葉とともに、ギンナンのおいしい季節になってきました。。。

生産量日本一の愛知県祖父江町(現:稲沢市)も、いま収穫まっさかりのようですね^^

塩で炒ったり、串に刺して焼いただけでも酒のツマミになりますし、茶碗蒸しやごはんに入れれば彩りも良く、おいしいです。

銀杏は、特徴のある味と独特の苦味、若干の臭気があり、好きな人・嫌いな人が分かれやすいですが、ハマるとついつい食べ過ぎてしまうクセのあるものです^^


しかし、そんなギンナンも 食べ過ぎには注意 が必要です


ギンナンは古来より、中国や日本で食用だけではなく、くすりとしても使われてきました。

滋養強壮の妙薬として使われ、鎮咳作用や去痰作用があることから喘息やせき止めに効果があるとされ、また、膀胱の括約筋を強くする効果から夜尿症・頻尿の改善にも使われています。

栄養面から見ても、ギンナンには糖質とタンパク質が多く含まれ、カロチン・レシチン・エルゴステリン・ビタミンCなども多く、栄養豊富な種子なのです。

ただ、そんなギンナンも食べ過ぎると “ ギンナン中毒 ” を引き起こしてしまう危険性があるのです


では、ギンナンを食べ過ぎるとどうなってしまうのでしょうか・・・?

ギンナンを食べ過ぎると1~12時間後に、腹痛・嘔吐・下痢・頻脈・消化不良などの食中毒様症状が出るほか、ひどい場合にはふらつき・痙攣・呼吸困難・意識消失・ショックなどを引き起こします。

最悪の場合、死に至ることもあるのです!


原因は、ギンナンに含まれるメチルピリドキシン(MPN)という物質が、ビタミンB6の欠乏を引き起こし、その結果、ギンナン中毒が現れると考えられています。

このメチルピリドキシン(MPN)は、ビタミンB6に極めてよく似ているため、ビタミンB6の働きを邪魔して、見かけ上、ビタミンB6欠乏症状を引き起こします。

ビタミンB6には、体内での様々な生化学反応の酵素の働きを助ける作用があるのですが、そのなかでも神経伝達を抑制する働きがあるGABA(ギャバ)の生合成をメチルピリドキシン(MPN)は阻害してしまうのです。

すると、神経伝達が抑制されず、中枢神経の異常興奮により痙攣などの症状を現してしまう・・・といわけです


このギンナン中毒を引き起こすのは、圧倒的に “ 小児 ” が多いです

小児(5歳未満)に多く、報告されている全患者の70%以上が10歳未満の子供です。

大人の場合には、かなり多量に摂取した場合に限られています。

大人は肝臓にMPNを解毒する酵素がありますが、小児は解毒能力がまだ発達していないためギンナン中毒になりやすいのです。

そのため、小児のギンナンの摂取は制限する必要があります。


「じゃあ、どのくらい食べていいの?」 という声が聞こえてきそうなので、目安はというと・・・

   ~ 中毒が起きる量の目安 ~
      小児 =  7粒以上
      成人 = 40粒以上      
  とされています

先に述べたように、小児に起こりやすい中毒なので、子供に与えるときは個数を制限したほうが安全です。

特に小児の場合は個人差があり、数粒でも中毒症状を起こしたという報告もあるようです。

子供はあればあるだけ食べることがよくあるので、お皿に始めから5つ程度までしかギンナンを盛り付けないようにしたほうが賢明ですし、料理の中の個数をよく調べたほうがいいと思います。

また、5歳未満の場合は、はじめから与えない方がいいと思います。

大人も危険度は下がるとはいえ、ナッツのような感覚で食べ過ぎないように、注意しないといけないですね^^


もし、銀杏を食べた後になにかしらの症状が出た場合は、来るだけ早く病院に行って、銀杏を食べたことを医師に告げましょう

ギンナン中毒が原因であれば、ビタミンB6の注射などで症状を改善することができます。




いま、ギンナンはいたるところに落ちています。

ほんとうに、ギンナンのおいしい季節です^^

ただし、美味しいからといって食べ過ぎず、量を決めて食べるようにしましょう~


↓役に立った・わかりやすかったなど、よかったらポチッとヨロシクお願いしますm(_ _)m
 にほんブログ村 健康ブログへ

発酵食品の世界-5  【 納豆 】

2011年12月25日 00:33

日本の食卓を豊かにする納豆

日本の伝統的な発酵食品 “ 納豆 ”

蒸した大豆を納豆菌によって発酵させたもので、独特の匂いとクセのある味が特徴的ですよね^^

昔から日本の食卓を飾り、東日本を中心に全国で食べられています。

しかし、「あの匂いとネバネバがどうしてもダメ…」 という人も多いのではないでしょうか?

かく言う私も、つい3ヶ月ほど前まで好んでは食べませんでした(急に好きになり、いまでは大好きで毎日食べているわけですがw)。

そんな好き嫌いが分かれる納豆ですが、実は非常に栄養があり、健康&美容にとてもイイ効果をもたらします

納豆が好きな人も嫌いな人も、いま一度 “ 納豆 ” の素晴らしさをみていきましょう

(※納豆には色々な種類がありますが、ここでは糸引き納豆と考えていただければけっこうです)



 ◇ 豊富なタンパク質

「畑の肉」と言われる大豆を発酵させた納豆は、タンパク質をとっても豊富に含んでいます。

しかも、大豆を発酵することにより、タンパク質の消化吸収率も格段にアップしているのです^^

私たちの身体の内、約2割がたんぱく質などのアミノ酸でできています。

アミノ酸は生命の源であり、おもに筋肉や消化管、内臓、血中のヘモグロビン、髪や皮膚のコラーゲンなど、からだの重要な組織をつくり、ホルモンや酵素などの生成にも必要です。

タンパク質が豊富ということは、アミノ酸も豊富ということ。

納豆は、健康を保つうえでは欠かせない食品なのです

また、納豆は植物性タンパク質で、動物性タンパク質である牛肉や豚肉とは違い、脂質が少なく、コレステロールもほとんどありません。

そういった意味でも納豆は、安心して食べることができると言えますね


 ◇ 血栓を防ぐナットウキナーゼ

数ある大豆食品の中でも納豆だけがもっている酵素 “ナットウキナーゼ”。

ナットウキナーゼには、血液中の血のかたまりである血栓を溶かす効果とともに、血液の流れをサラサラにして固まりにくくする予防効果があります。

つまり、血栓が原因となる脳卒中や心筋梗塞、動脈硬化など生活習慣病の予防に役立つのです^^


 ◇ 肌の調子を維持するビタミンB2

皮膚、爪あるいは頭髪をはじめ体全体の正常な健康状態の維持に不可欠なビタミンB2。

納豆には、ビタミンB1、B2、B6、Eなどが豊富に含まれていますが、とりわけこのビタミンB2を多く含まれており、なんと煮豆から納豆になると約5倍にも増えているのです!

納豆を食べれば、肌の調子を整えることができる。というわけです

また、水に溶けやすいビタミンB2ですが、納豆は水で洗うこともないので無駄なく摂取できることもありがたいですね^^


 ◇ 骨を丈夫にするポリグルタミン酸・ビタミンK2

大豆には、カルシウムが豊富に含まれているが、あまり吸収がよくありません。

その点、納豆には、あのネバネバに含まれるポリグルタミン酸というものがあり、カルシウムの吸収を良くしてくれます。

それだけではなく、納豆に含まれるビタミンK2は骨タンパク質の働きや骨形成を促進することから、ポリグルタミン酸とビタミンK2との相乗効果で、骨を丈夫にしてくれるのです


 ◇ 身体の酵素・ホルモンに関係する亜鉛

納豆には、カルシウム・マグネシウム・リン・亜鉛・鉄・銅などのミネラルが豊富に含まれていますが、とくに注目したいのが亜鉛です。

亜鉛は、100種類を超える酵素に関与しており、その酵素の役割は、免疫の補助、傷の治癒、精子形成、味覚感知、女性ホルモンの機能維持、小児の成長などなど、多岐にわたります。

その中でも、亜鉛は、ビタミンCと協力してコラーゲンを生成し肌の健康を維持したり、黄体形成ホルモンや卵細胞刺激ホルモンの働きを強め、生理痛や生理不順を防ぎ、免疫細胞の活性化や活性酸素を除去する酵素のサポートを行ったり、味覚を正常に保つ、など健康には欠かせません^^

亜鉛はカキやレバーなどの食材に多く含まれていますが、いかんせん毎日食べにくい。

納豆なら毎日食べやすいというのも、ありがたいです。。。


 ◇ 腸内バランスを整える納豆菌たち

納豆には、1gに10億個以上という納豆菌がいます。

納豆菌は、あの強力な胃酸にも耐えて腸内にたどりつくことができ、善玉菌が増えるのを助け、悪玉菌を減らし、腸内環境を整えてくれます

健康な人には善玉菌が多い状態で一定のバランスが保たれていますが、食事や環境などで悪玉菌が増え、腸内のバランスが乱されると、下痢や便秘などの消化整腸作用も乱れてきます。

それは腸内だけにとどまらず、悪玉菌がつくる腐敗物の生成が増えれば、有害物質も増え、肝臓の負担にも負担がかかり、肌や各組織にも悪い影響を与えます。

納豆菌には、そんな悪玉菌の繁殖を抑え、腸内の善玉菌の働きを活気づけ、腸内環境を整え、腸内をきれいに掃除することができます。

納豆菌の抗菌作用は強く、あのO-157などの病原性大腸菌・サルモネラ菌などの雑菌やウイルスの働きを抑えることもできるのです。

抗生物質のない昔は、赤痢、チフスなどの伝染病に対し、納豆が一種の薬として使われていたとか…、旅先でへんなものを食べてしまった場合でも、すぐに納豆を食べれば、お腹をこわすこともないとか…。

また、納豆に含まれるヘミセルロースという食物繊維の一種は腸の働きをよくして便秘にも効果があります。

納豆は、腸内においては、すっごく有益な食べ物なのです


 ◇ 女性にとくに有益な大豆イソフラボン

大豆に含まれると言う大豆イソフラボン。当然、納豆にも多く含まれています。

大豆イソフラボンは、女性ホルモンによく似ており、弱い女性ホルモン作用を示すことから更年期障害や骨粗鬆症の軽減が期待できます

また、抗動脈硬化作用や乳がんや前立腺がん等の予防にも効果があることが、疫学的な調査で明らかになっています。

女性が大豆を摂取する手段のひとつとして、納豆はとてもイイです^^





クセのある味に、あの独特の香り。。。

好きな人にとっては、たまらないでしょう^^

しかも、こんなにも多くの健康&美容にイイ効果があると知ったら止めれませんよね^^


人の味覚・嗜好は変わるもの。

子供のころ、嫌いだったために、食わず嫌いになっているだけかもしれません。

いま一度、この納豆の素晴らしさを体験してみてはいかがでしょうか


↓役に立った・わかりやすかったなど、よかったらポチッとヨロシクお願いしますm(_ _)m
 にほんブログ村 健康ブログへ



1月7日は七草粥

2012年01月07日 16:37

七草がゆ

日本では、今日1月7日に “ 七草粥 ” を食べるという風習があります。

が、私を筆頭にこの七草がゆを食べたことがないという人も多いのではないでしょうか^^;

ということで、今年は七草がゆにスポットを当ててみたいと思います



さて、まずは七草がゆの “ 七草 ” とはなんの植物なのかからみていきましょう^^

七草とは、「 セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ 」 の春の七草を指します。

ナズナはペンペン草、ゴギョウはハハコグサ、ハコベラはハコベ、スズナはカブ、スズシロはダイコンとも言います。
  
春の七草

お粥に入れる七草の種類は、時代や土地によって異なることもあるそうですが、基本はこの七草です。


1月7日は 「 人日の節句 」 ともいいます。

この人日の節句は、江戸時代に定められた五つの節供(1/7人日の節句、3/3桃の節供、5/5端午の節供、7/7七夕の節句、9/9重陽の節供)のひとつで、人の日・人を占う日とされています。

つまり、過去の1年の厄払いをして、今年1年の無病息災と招福を祈願する日なのです。

七草がゆの七草は、早春にいち早く芽吹くことから邪気を払うといわれました。

そこで、七草がゆを人日の節句に合わせて、去年の邪気を払い、その一年の無病息災を祈って食べる風習が生まれたのです


また、この七草がゆには、正月から続くおせち料理などで疲れた胃を休め、野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養素を補うという役割もあります。

どちらかというと、こちらのほうが一般的に知られているかもしれませんね^^

七草はいわば日本のハーブですから、ビタミン豊富な青菜で栄養バランスを整える効果があります。

その七草を使い、あっさりと仕上げたお粥は、正月中のごちそうによる胃の負担をやわらげてくれる非常に理にかなった昔の人の生活の知恵なのです。


最近では、八百屋さんやスーパーで「七草がゆ」セットとして売られていることも多いです。

また、ありあわせの野菜なども利用すればより食べやすい七草がゆも出来ます。

普段意識したこともないかもしれませんが、たまには、昔から続く風習を体験するのもいいと思います^^

正月の胃腸を休めてあげるためにも、今夜食べてみてはいかがでしょうか?




いちを、レシピが掲載されているHPをアップしておきますね^^

七草すべてを使わなくてもいいというのもありますね。

 ・ NHK 今日の料理 
 ・ Yahoo知恵袋 より
 ・ クックパッド その1
 ・ クックパッド その2


↓役に立った・わかりやすかったなど、よかったらポチッとヨロシクお願いしますm(_ _)m
 にほんブログ村 健康ブログへ