2010年05月23日 23:57
ここまで、『子供と運動』について、その1・その2・その3と書いてきましたが、「子供と運動」について少しはわかっていただけたでしょうか?
いままでのことをまとめると・・・

≪幼児期~小学生≫
神経系がもっとも発達し、色々な運動・遊びを体験させて基本的な運動の動作を身につけさせることが大切です。
また、子供が楽しんで遊び・運動できるように工夫して、運動をする楽しさを覚えさせてあげましょう。
≪小学生高学年~中学生≫
呼吸・循環器・筋持久力がもっとも発達する時期なので、持久力系の運動を積極的にさせましょう。
運動の意味や必要性を理解させて、自分で考えてできるようになることも大切です。
ただし、ひとりひとりに気を配り、フォローを忘れないように。
≪高校生~≫
生殖器系が発達し、性ホルモンの分泌により骨格筋の発達が著しい時期なので、筋力・瞬発系トレーニングを積極的にし始めるとよいです。
ただ、個人差・男女差・精神面への注意は怠らないようにしないといけません。
大人と子供は同じではありません。
子供の身体は段階を追って成長していきます。
子供の成長の段階にあった運動をしていく必要があります。
例えば、小学生のときに高負荷の筋力トレーニングをしてもあまり効果が期待できないように…。
それよりも神経系の発達を生かして多くの運動を体験させてあげることのほうが子供のためになるのです。
ただ単に大人と同じように運動をさせては効果がないばかりでなく、怪我につながることもあるので、子供の運動には子供の成長を把握して行わなければいけないのです。
また、子供にとって、運動が「楽しい」「喜び」と感じていることがもっとも重要なことです。
いままで書いてきた内容もこの前提があってこそです。
人間は「楽しい」と脳が活発に活動して、経験をより吸収するようになり、意欲も生まれます。
また、苦しいこと・難しいことを乗り越えられた時に一番ドーパミンという物質が分泌されて、「喜び」「達成感」を感じます。
だから、楽しんで運動をさせて、苦しいこと・難しいことにチャレンジしていくことで「喜び」「達成感」を感じ、より成長していくのです。
いままで書いてきたことに注意しながら・・・
子供の成長にあった運動を楽しくさせてあげるようにしましょう!!
余談ですが・・・
今回採りあげた「子供と運動」の話は、子供のスポーツ指導でよく言われている内容です。
しかし、なかなかこのようにはいっていないのが現状かもしれません。
小学校・中学校・高校の部活動では、およそ3回は指導者が変わるからです。
そして、指導の内容の引継ぎが行われることはほとんどありません。
もしスポーツ選手として活躍させる場合には、重要な話になってきます。
「子供と運動」を採りあげた理由のひとつとして、スポーツ選手を目指す子供の親・指導者に向けて書いたところがあります。
すべての人が環境(指導者・資金など)に恵まれているわけではないので、多くの人に知ってもらえばちゃんとこのように実行され、少しでも子供の役に立つのではないかと思ったからです。
もしスポーツを頑張っている子供がいたら、すこしこの話を気にして応援してあげてください。
すべての子供がスポーツ選手を目指している訳ではないですが、運動をすることが好きな子供はいるわけです。
できることなら、運動が好きな子供ばかりになってほしいものです
以上で『 子供と運動 』 編 終わりです。
数回に記事がわたり長い話になりましたが、お付き合いありがとうございました!
↓役に立った・わかりやすかったなど、よかったらポチッとヨロシクお願いしますm(_ _)m

いままでのことをまとめると・・・


≪幼児期~小学生≫
神経系がもっとも発達し、色々な運動・遊びを体験させて基本的な運動の動作を身につけさせることが大切です。
また、子供が楽しんで遊び・運動できるように工夫して、運動をする楽しさを覚えさせてあげましょう。
≪小学生高学年~中学生≫
呼吸・循環器・筋持久力がもっとも発達する時期なので、持久力系の運動を積極的にさせましょう。
運動の意味や必要性を理解させて、自分で考えてできるようになることも大切です。
ただし、ひとりひとりに気を配り、フォローを忘れないように。
≪高校生~≫
生殖器系が発達し、性ホルモンの分泌により骨格筋の発達が著しい時期なので、筋力・瞬発系トレーニングを積極的にし始めるとよいです。
ただ、個人差・男女差・精神面への注意は怠らないようにしないといけません。
大人と子供は同じではありません。
子供の身体は段階を追って成長していきます。
子供の成長の段階にあった運動をしていく必要があります。
例えば、小学生のときに高負荷の筋力トレーニングをしてもあまり効果が期待できないように…。
それよりも神経系の発達を生かして多くの運動を体験させてあげることのほうが子供のためになるのです。
ただ単に大人と同じように運動をさせては効果がないばかりでなく、怪我につながることもあるので、子供の運動には子供の成長を把握して行わなければいけないのです。
また、子供にとって、運動が「楽しい」「喜び」と感じていることがもっとも重要なことです。
いままで書いてきた内容もこの前提があってこそです。
人間は「楽しい」と脳が活発に活動して、経験をより吸収するようになり、意欲も生まれます。
また、苦しいこと・難しいことを乗り越えられた時に一番ドーパミンという物質が分泌されて、「喜び」「達成感」を感じます。
だから、楽しんで運動をさせて、苦しいこと・難しいことにチャレンジしていくことで「喜び」「達成感」を感じ、より成長していくのです。
いままで書いてきたことに注意しながら・・・
子供の成長にあった運動を楽しくさせてあげるようにしましょう!!
余談ですが・・・
今回採りあげた「子供と運動」の話は、子供のスポーツ指導でよく言われている内容です。
しかし、なかなかこのようにはいっていないのが現状かもしれません。
小学校・中学校・高校の部活動では、およそ3回は指導者が変わるからです。
そして、指導の内容の引継ぎが行われることはほとんどありません。
もしスポーツ選手として活躍させる場合には、重要な話になってきます。
「子供と運動」を採りあげた理由のひとつとして、スポーツ選手を目指す子供の親・指導者に向けて書いたところがあります。
すべての人が環境(指導者・資金など)に恵まれているわけではないので、多くの人に知ってもらえばちゃんとこのように実行され、少しでも子供の役に立つのではないかと思ったからです。
もしスポーツを頑張っている子供がいたら、すこしこの話を気にして応援してあげてください。
すべての子供がスポーツ選手を目指している訳ではないですが、運動をすることが好きな子供はいるわけです。
できることなら、運動が好きな子供ばかりになってほしいものです

以上で『 子供と運動 』 編 終わりです。
数回に記事がわたり長い話になりましたが、お付き合いありがとうございました!
↓役に立った・わかりやすかったなど、よかったらポチッとヨロシクお願いしますm(_ _)m


コメント
sumito | URL | dSgqtt7g
こんにちは。
とても参考になりました。息子たちに活かしたいと思います。
それよりも問題は僕自身で、40代に入りすっかり運動量が
減りました。野球をしただけで肩が痛くなったり、時間的・
物理的なこともありますが、これじゃいかんと思いつつ、日は
過ぎていきます。
( 2010年05月25日 11:06 [Edit] )
貯金・節約術のおにぃ@派遣営業マン | URL | -
いつも訪問ありがとうございます!
今回の記事は非常に勉強になりました。子供の成長に合わせた運動があるんですね。私も子供ができたらこのようにやらせてあげたいと思います。追伸:2ポチさせて頂きました。
( 2010年05月26日 16:11 [Edit] )
職人まこと | URL | -
ズバリど真ん中
こんばんは いつも訪問ありがとうございます
うちの息子どももそろそろ何か運動させようか
なんてかみさんと話していたんですが、本当にいい参考になりました
やっぱり楽しいと思えることが大切なんですね
僕も楽しいことが結果的に続いてますもんね
では
( 2010年05月26日 22:34 [Edit] )
JAKUTAKU | URL | -
Re: タイトルなし
>sumitoさん
>
コメントありがとうございます
自然に囲まれたところの子供たちは、どんどん外で遊ぶ習慣があると思うので幼少期はとくに心配は要りませんね^^
(そう思っているのは私だけで実は…とかはないですよね^^)
みんな年齢には勝てないですねぇ(笑)わたしもひとのこと言えませんが・・・^^;
まぁ、とにかく少しでも身体を動かすことでしょうか。
子供の楽しさを分けてもらいながら、楽しく運動できるようお互いがんばりましょ~
( 2010年05月27日 01:02 [Edit] )
JAKUTAKU | URL | -
Re: いつも訪問ありがとうございます!
>貯金・節約術のおにぃ@派遣営業マンさん
コメント&愛のワンクリありがとうございます
この話、意外と知られていないんですね^^
頭の片隅にでも置いておいてください、将来のお子さんのために
( 2010年05月27日 01:06 [Edit] )
JAKUTAKU | URL | -
Re: ズバリど真ん中
>職人まことさん

コメントありがとうございます
息子さんの参考になったなら、うれしいですねぇ
とにかく楽しいと思えないとダメだと思います。
中学や高校の部活がきついなどのようなこともありますが、根底には運動が楽しい、体を動かすのが楽しいというものがあるからできるのだと思います。
小さいときは、まずその「楽しさ」を教えれたらいいんでしょうね。
息子さんは森を駆け回る位だから大丈夫だと思いますが^^
スポーツの「楽しさ」を覚えて欲しいですね
( 2010年05月27日 01:14 [Edit] )
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